日々徒然

感じたこと 読んだ本 徒然なるままに

日々徒然

感じたこと 読んだ本 徒然なるままに

マガジン

  • 人生録

    父の死を契機に書き始めた、人生について思うことつれづれ。

  • 私の切手収集

    私は、子どものころから古切手が好きで集めている。 (汚破損紛失で昔のものはない) 切手は小さな美術品で、集めたものは素晴らしい画集となる。 しかし、ただ集めて終わってしまったり、しまうだけ、並べるだけだとか また、発行年や部数による希少価値を基準に集めるというのが残念に感じている。 その基準だと私の宝物には何の価値もない。 しかし、魅かれてやまない魅力が切手にはある。 折角だから、何かの形にしていきたい、もっと深く切手を味わいたいと思い、 その切手の発行されたときの出来事やその切手発行にかかわる事柄を調べて、 より深く切手を楽しむことはできないだろうかという試みを始めた。 自分の回想録も時々含んでいる。 それをまとめていくマガジンである。

  • 整理整頓のログ

    モノづくりが好きで、収集しがちな散らかりがちなお部屋について考えたり作ったりするマガジン。

  • 本と出会う処

    本の感想とその本との馴れ初めを綴っています。

  • 私の上川町暮らし

    記事の中で上川町の思い出トピックだけを集めてみました。

最近の記事

【人生】父を亡くして10ヶ月

20日に予定が入っているため、前倒しで記事を書いている。 今日、この町にきてからお世話になった方の通夜があった。亡くなられたのは4月14日。おととい。 いたはずの人がいない。とても、信じがたい。 田舎の町で、町の比較的ご高齢の方との接点が多い環境であり、親世代の方と接する機会が多いのだが、来月嫁いで満5年経とうとしているこの長いような短いような間に、本当に多くの方を見送った。 地元では「接点のある方」がそうそう多くもなく、葬儀にでることもさほどなかった。 こちらに来

    • 【切手】国立博物館100年記念切手

      写真を見ての通りもうボロボロで、世間的には何の価値もない切手であるが、私が生まれる前の発行年なので、恐らく祖父か誰かからもらい受けたものである。 保存状態が悪いのは、まだ小学生だった私は切手のはがし方や扱い方がわからなかったから。 後から祖父か母が水につけるとはがれることをおしえてくれたが、せっかちで教わった後も何枚か破いた。 これからも目も当てられないほど酷い切手が出てくると思うが、幼い頃の失敗である。 美品はまだオークションで手には入るが、その時私が大事な誰かからも

      • 【切手】ふみの日~ディック・ブルーナ

        「ふみの日」という切手をよく見かけるものの、「ふみの日」がなんなのか、あまり意識をしたことがなかった。 毎月のもののようだが、ディックブルーナシリーズは平成10年から、7月(文月)のふみの日、つまり23日に発売している。 手元には、平成10~14年までのものがまばらにある。 ブルーナカラーともいわれる5色(後に+2色)で描くシンプルで可愛らしい世界が特徴であり、切手もグラビア5色で刷られている。 そもそも、私はディック・ブルーナ氏が男性であることを知らず…この紳士がこ

        • 【切手】日中国交正常化30周年記念切手

          今日も切手ファイルからランダムに選び出した切手について堀り下げてみようと思う。どれにしよう、どれも素敵で迷ってしまう。 人物と出来事は情報量が多そうだ。 今日は、植物にしてみよう。 春だし。 こちらの桜はまだ先だが、切手のお花見も悪くない。 この切手は2002年発効の「日中国交正常化30周年記念切手」である。 植物カテゴリーかと思いきや、歴史芸術のものであった。 もう一つ意匠があるがそちらは持っていない。 2022年の50周年が最近の節目である。 未だ仲良く…とは

        【人生】父を亡くして10ヶ月

        マガジン

        • 人生録
          11本
        • 私の切手収集
          7本
        • 整理整頓のログ
          5本
        • 本と出会う処
          17本
        • 私の上川町暮らし
          5本

        記事

          フォントをつくる②

          前回の記事からかなりの時間が経過してしまった。 結論から言うと、 このフォントをつくる試みは、まず一度失敗と言う形で終息している。 「まず一度」などと言ってるのは、まだ諦めたくないものの、実力が全く伴っていないことに今さらながら気づいたからである。 フォントをつくるというのは職人の技だ。 匠の技なのだ。 これはファーストステップだ、ベビーステップだ。 だから、これで終わりではないと懸命に言い聞かせているという状態だ。 (要するに負け惜しみである) こちらの本が、非常

          フォントをつくる②

          【人生】父を亡くして9か月

          あっという間に9ヶ月がたった。父の月命日は丁度春分の日と重なり、お彼岸のお参りでバタバタしたので、落ち着いてきた今書き記すことになった。 落ち着いてくるのかなと思ったが、全然乗り越えられず、まだメソメソしている。 父に対してひどく失礼だが、まさかそこまでなってしまう存在だなんて思ってなくて。 これは時間の問題だけではなくて、後悔、やり残したことが多くあるせいだと思う。 関係もよく、蟠りもなく、何となく親子出来てそこそこ親孝行して、甘えたりもしていて、 そんな関係で、

          【人生】父を亡くして9か月

          【切手】前島密 普通一円切手

          印刷されないようにご注意ください。 いつも目にする切手。 切手一枚から知り得るものを調べたり、味わったりしてみたいとおもい、一円切手について調べた。 一円切手は郵便の父「前島密」がモチーフとなっている。 切手は自然をモチーフにしたものにデザインが刷新されたが、歴史的な美術、遺産があった時代のときも含め人物が普通切手のモチーフになったのは、あとにも先にも前島密のみであるとのこと。 この人あっての郵便だからというだけではなく、年表を見る限りの功績がもの凄くて驚いた。え、ど

          【切手】前島密 普通一円切手

          【整頓】日本郵政公社設立記念切手ファイル

          2003年4月1日発行 日本郵政公社設立記念の切手である。 平成13(2001)年、中央省庁再編により、総務省の外局として発足した郵政事業庁が郵政事業(郵便、貯金、保険)を行うこととなり、 その後、平成15(2003)年には日本郵政公社が発足し、郵政事業庁が行っていた郵政事業が承継された。 その記念の切手である。 大変美しい切手であり、森田基治氏のデザインである。 こちらを集めてファイリングしたくて、作った豆ファイルだ。 表紙は厚みでぶよぶよするので、ボタンで止めら

          【整頓】日本郵政公社設立記念切手ファイル

          【整理】切手ファイル

          とてもよくなくす切手をどうにかしたいが、どうしようと思いながら時が過ぎていたが、大体五センチの本の本棚当を作ろうと思い立ち、切手も大体五センチの本に収納した。 御朱印式に紙をはり合わせ、それに表紙をつけ、 5センチ四方の袋を両面テープで貼って終わり。 ポストみたいな赤色の紙がちょうど余っていたので、それを表紙にした。

          【整理】切手ファイル

          【読書】星の王子さま

          「星の王子さま」を読もうと思ったのは、「美しく生きるフェス」というオンラインイベントに、アンティークコーチの稲葉だいちさんが出展されるので、お誘いいただいたことがきっかけ。 テーマが「星の王子さまから読み解く忘れない過去を原動力に未来を創る3つの方法」と、面白い切り口で、興味深い。 少し前に改めて読みたくなったのは、朗読をする友人石橋玲さんがサンテグジュペリの命日とされる(戦争で行方が解らなくなった)日に触れたこともあった。描かれた背景など私は恥ずかしながら考えたこともな

          【読書】星の王子さま

          【上川町】GioGuesser

          👆で私がハマっているゲームの記事を書いた。 「地元をGuessする」ジモゲッサーをやってみた。ジオゲッサーの地元縛りバージョン。 上川町の町民でこの記事をクリックしてくれた方がいたら、写真から場所を推測してみてほしいです。 上川町歴そろそろ五年になるが、ほぼ、引きこもりの私はさっぱり解らなかったです。 制限時間や歩数制限つけられたら詰む。 上川の町のなかに住んでいたから忘れていたが、この町の殆どは、山、林、田畑にて構成されている。 写真を並べるので、是非一緒にgue

          【上川町】GioGuesser

          【学び】Gioguesser

          ジオゲッサーというゲームにとてもハマっている。隙間時間の癒しであるが、真剣になりすぎて時間の消費をしてしまい、大変良くない。 でもめちゃくちゃ楽しい。 地球が好きになるかもしれないゲームだ。 無駄な知識も増えていき、大変よい。 万年引きこもり生活の私には、ちょっとドキドキするバーチャル旅が安全にできる素敵なゲームだ。 どんなゲームか概要を説明すると、グーグルマップのストリートビューをゲームにしたもので、世界のどこかの道が表示され、そこに映るものから国、州?町、道をgu

          【学び】Gioguesser

          【上川町】上川超会議の感想

          上川町の未来を考える上川超会議という会議が行われた。 上川でお仕事している人、暮らしている人、活動している人、カミカワークプロデューサー(一般呼称はいわゆる地域協力隊)が登壇して活動報告自己紹介、展望や思いを発表する第一部と、 皆でグループワークをする第二部。 なんと、120人が集まり語り合うという場となった。総人口が3148人(3月の広報より)の町で、町の将来のために120名が集まるというのはすごいことだ。町内外から上川町民だという人が集まったのだ。 知ってる顔知ら

          【上川町】上川超会議の感想

          【切手】天皇陛下在位十年記念

          この記事は古切手収集を趣味とする筆者が、市場価値ではなく切手の情報を調べて、その切手から学べるものをメモしていくnote記事です。 発売日  平成11(1999)年11月12日(金) 発行枚数  3,990万枚 意匠    鳳凰文様 原画    森田基治(郵政省技芸官) 版式刷色  グラビア6色 発売地域  全国 1999年私は16歳の頃の切手。 天皇陛下(記事を書いている現在上皇)の在位10年記念で発行された切手である。 切手の意匠は以下の引用のとおりである。 博雅

          【切手】天皇陛下在位十年記念

          【人生】やりたいことがわからない

          自分が何がしたい何者かわからなくなることがある。 それは決まって、自分との対話を怠っているときである。 「自分との対話」というのは、大げさなことではない。 自分に改めて問い、答えることである。 それを自然にできる人はイメージの中でやればよいが、 そんなに器用ではない場合は「可視化」することをお勧めする。 グルグルと無駄に考えるよりは、5分程度紙の上でペンを動かす方が建設的で時短だ。 漠然とした悩みがあれば、漠然としたままその問いを書く。 例えば、この記事のタイトル 「

          【人生】やりたいことがわからない

          【人生】憧れの人物

          「あなたには憧れの人はいますか? それは誰ですか?」 この問いは、言語化するときっと自分のやりたいことの根本が見えてくる 質問だと思っている。 強い憧れ、推し、何となく好き、気になる。 思いの強さは色々だが、 「憧」という文字は結構物騒で「童」が目の上に入れ墨をされ、重い袋を持たされている奴隷を表している。左の偏は「りっしんべん」「心」である。 「動く」の「ドウ」と意味を同じにし、「心が動いて定まらない」とか、あまり良い意味では使われない。 心が捕らわれている状態を「

          【人生】憧れの人物