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"四ヶ月目の新しい修行は、いわゆる「肯定的な態度」をとることです。

すなわち、どんな経験、どんな人や物の中にも、いつでもそこに存在する
良きもの、優れたもの、美しいものを見出そうとするのです。

このような魂の態度をよく示しているのは、イエス・キリストについての
ペルシアの伝説です。

イエス・キリストが使徒たちとともに歩いていたとき、
道端に腐敗した犬の死骸が横たわっていました。

使徒たちはみんな目を背けましたが、イエス・キリストだけは
立ち止まり、つくづくとその姿を見て、言いました。

--「なんと美しい歯をしているんだろう」。

他のみんなはその醜い姿に眼を背けたのに、
イエスキリストだけはそこに美しいものを見たのです。

そのように秘教を学ぶ弟子は、どんなものを目にしても、
そこに肯定的なものを見出そうと努めなければなりません。

そうすれば、醜い表面の背後に美しいものが隠されていること、
犯罪者の姿の背後に善なるものが隠されていること、
狂気の背後に神々しい魂が隠されていることに気がつくでしょう。"

   <<シュタイナーの瞑想法>>

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