"さて、次の感覚へ移りましょう。
今度は運動感覚です。
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他の人間が動いているのを見るときには、
他の人間が動いているのまさに見ることになりますが、
自分の手や足を動かす時には、
それを外から見ることでそれと知るのではなく、
自分の手や足が動いているの内側から感じます。
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それが運動感覚なのです。
自分の体でも自分ではどうしようもないことが
あるというのは、何かとても奇妙なことです。
もしもみなさんの鼻が少し曲がっていたとしても、
皆さんはそれを真っ直ぐな鼻にすることはできません。
心臓を少しの間止めて置く事も出来ませんし、
腎臓をほんの少し活発に働かせることもできません。
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そういうわけですから、
私たちは私たちの体の一定の領域についてのみ、
何がしかを述べることができるということになります。
さて私は私の手を左から右へ動かすことができます。
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少なくともこの身体領域は私たちを裏切りません。
そしてこの私たちを私たちは知覚しているのです。
私は実際に私が動いているのを自覚しています。
私はまた、動いているのは私であることを知っています。"
,<<魂の扉・十二感覚>>
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