"正しい知識は、それを敬うことを学んだときにのみ、
自分のものにすることができる。

人間は確かに目を光の方へ向ける権利がある。

けれどもこの権利は他人が与えてくれるものではなく、
自分で自力で獲得しなければならない。

霊的生活においても物質生活におけるように
種々の法則が存在する。

ガラス棒は、それをしかるべき布でこすると、帯電する。

換言すれば微細な物体を惹きつける力を獲得する。

このことは自然の法則にかなっている。

物理学を少しでも学んだ人は、誰でもこのことを知っている。

同様に心理学の基礎を知っている人は、魂の中に育てられた
全ての真の畏敬が遅かれ早かれ認識の道を遠く歩む力を
育ててくれるということを知っている。"

　<<1918年　いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか>>