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1月6日/禁止や抑制ではなく、教育に必要なのは「ユーモア」

"もちろん、子供たちの活発さを
いくぶん抑制しようとして、
大いに苦労することがしばしばあるものです。

これを本当に行うには、
現代の世の中であまり重く見られていない
あるものをもちいなければなりません。

そのあるものというのはユーモアであります。

教師はクラスのドアを開けて
教室に入るとき、
このユーモアをここへ運び込まねばなりません。

子ども達はときおり、
まったく言うことを聞かなくなるものです。



芸術は、特に人間を扱う芸術は、
ユーモアなしに成功するものではありません。
これが大切な点なのです。

したがって教育という芸術も、
教師集団の中から「腹立ち」というものを
追い出してしまい、
無限の優しさと、
子どもに対するユーモアにあふれた愛情とを、
育て上げていくところに成り立つのです。

自分たちに対して
何かを禁止するのが教師であるというイメージを、
子ども達がもたなくなるように
ならなければなりません。"

       <<1922年8月22日 オックスフォード教育講座>>



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