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妹・中島ナオの「もし世界があと5年で長生きの村になったら」

そういえば、このブログがアップされるときに、「この記事どう?」って、連絡をもらったことを思い出しました。確か「うまいこと言ったね」「そうなの、本のタイトルもじってみたよ」みたいなやりとりをした記憶があります。
こんなふうに、妹とやりとりをしていた時でさえも「妹が5年で長生き」という状態だということは、どこか他人事でした。でも妙に現実味も帯びて感じていたところもあり、自分たちのこれからの頑張る方向性のことなど、様々な会話をしたように覚えています。
私は、28歳の時に指定難病に罹患したのですが、その時に見せられた資料の中に「10年生存率」って書いてあって、「なるほど・・・10年か」と、思って生きてきたところがあります。
私は、罹患後、11年目に丸々1年間入院して、肺の手術を2度も行いました。あながち・・・10年って一個の目安だったのかな・・・と、今では思っています。

「もし世界があと5年で長生きの村になったら」
私が3年前から生きているのはそんな世界です。

2017年6月のナオの言葉から。

2014年に乳がんに罹患した妹は、そこから7年という年月を生きました。5年で長生きなのだとしたら、7年って「2年も長生き」したということになるのでしょうか。当たり前ですが、私は、とても長生きとは思えませんし、受け入れ難いです。

今日、この時点で、何年で長生きというテーマをお話しするには、まだうまく言葉が出てきませんので、妹がこのブログの最後に書いていたこちらの話題。

写真は病気と分かって2ヶ月後くらいに撮ってもらったもの

その頃の自分に想いを馳せることができる大切な写真です。

カメラマンは原未来さん✨

カメラマン原未来ちゃんは私の友人でもあります。もっとたどると、『がんをデザインする』のクラウドファンディングの運営メンバーでもある砂川真理子を通して、私は未来ちゃんと出会いました。そこから妹へ繋がっていきます。

↑ こちら、真理子の紹介投稿です。

↑ こちら、未来ちゃんのInstagram。
未来ちゃんのインスタグラムでは素敵な写真がいっぱい見れるので見てみてください。
『がんをデザインする』にも未来ちゃんの撮影したナオの写真が掲載される予定です。

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妹、中島ナオのホームページです。彼女のこれまでのプロジェクトが見れるようになっています。

▼NAO NAKAJIMA公式サイト

▼妹のはじめての書籍のプロジェクト(2021.05.25にたくさんのご支援をいただき無事終了しました)

▼(2021.04.27)中島ナオをご支援、応援してくださった皆様へ

▼妹が代表理事をつとめていたdeleteCサイト


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