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仲人の仕事  自分の中の理想

婚活をしている男女はもっと積極的にお見合いをすると思っていました。

が、案外感情の浮き沈みがあります。やる気のある時とない時が極端です。そんなときは静かに見守るしかありません。やる気が出たところを見極めるのも仲人の仕事です。お尻を叩いてばかりでは余計に落ち込みます。自分がこんなものか?とがっかりします。お互い様ですけれど!

女性の場合は他人(友達、姉妹)とのライバル意識がかなりあります。

友達のお相手より何か一つでも勝てる?人でないと困るのです。アクセサリーのように考えているとは思いませんが、基準は自分がよく見えるような立役者でないと…。

また姉妹でどちらかの方が成績が良かったり、外見がいい、親に可愛がってもらっているとなればなおさらです。

小さなころからことごとく負けていたのであれば一発逆転を狙って結婚相手を選びます。それは婚約指輪の大きさまでも…。

白馬の王子様を夢見た少女はそのまま大きくなって人生の荒波を少しは感じて自分の思い通りになることなんてめったにないものだと納得していても、心の片隅、そのの存在を捨てることが出来ません。

「早く私を見つけて~。」と待ち続けています。それはそれで悪いことではないのですが、彼女にとっての王子様ってどんな人なんでしょう?

外見はシュッとしていてさっそうと彼女の前に現れて片腕でひょいっと馬の背に抱き上げてくれる。優しい人。

お金の心配もしなくていいしいつも見守ってくれる人!と言ったアラフォー世代の女性がいました。

「35歳過ぎたらみんなおばさん、男は誰でも若い子が好き!自分の立場をわきまえなさい!」「あなたの年で結婚するのは至難の業。これくらい?で決めましょ!」なんで親でもないおじさん、おばさんに言われないといけないなんて!と腹を立てたそうです。

夢と現実。どのあたりで…。現実重視の比重が大きい方が幸せになれるという人生のベテランがいます。

お金持ちは散財はしない。ほしいものをすぐ買ってしまうような人と人生のタッグは組みたくないもの!とも。

それを聞いている女性の顔がどんどん暗くなって…。
もう結婚なんて!となります。

反対にいろいろ人生あったけどやっぱり結婚して良かったと思えた先輩たちも多くて、アドバイスするにも悩まししい問題です。

「白馬の王子様なんて探していません!」と言っても年収や学歴、職業に拘っていること自体、自分の白馬の王子様を探していることに違いありません。

自分にとって釣り合いのとれたという昔ながらの言葉もあながち間違いではないと思える今日この頃です。

夢は持つべきですが溺れてはいけないような気がします。

今日もいい日にしましょう!

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