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背後の風景

この世に生まれてどんな家庭で育つのかは誰も知りえません。
環境も山間で育つ、海の近くで。都会の喧騒の中とその人の暮らし方は様々です。

それぞれが違う場所で育つのですから、いろんな考え方が形成されて当たり前です。
成長するにつれてお互い違うところから来た人と仕事をしたり遊んだり、関わってくる人のタイプは数えきれないほどになります。それは楽しみでもあり、自分の常識が非常識であったと知ることにもなります。

それをおかしい、間違っているとは取らず、そんな生き方暮らし方もあるのだと受け入れたら後は興味や関心事がいっぱいでその人といることが自分の知識や感性に影響を与えることにもなります。

初対面で「あの人は苦手!」とか「好きではない。」と早くも決めてしまう人がいます。最初に自分でブレーキを踏んでしまうとなかなか発信できません。

自分が思っていると同じくらい高い確率で相手もそう思っているそうです。
第一印象はお互い大切ですが、良い印象だったのに時間が経つと「えっ!」と思う人もいますが、まずは沿うてみよ!ですね。

飲み会なんかでお酒が入ると印象がころっと変わる人もいます。それもまた楽し。

育った環境はその人なりに影響を与えて細胞の一つ一つに宿っているように思います。

自分に無いものを相手に見つけるとそれはあこがれとなったりないものねだりが嫉妬にもなりえることがあります。

自分で選ぶことが出来ないまま育ったことに抗うことはできなくても世界に一つの人格であることに感謝すべきかもしれません。

いろんな複雑な周りの風景はその人の色となり形となって人格に繋がります。

全く違う世界にいた人と出会えることはとてもエキサイティングなこと。
いつまでも留まっていないでこの春新しい環境に身を置いたなら絶好のチャンス。自分の色さえも変えることが出来るかもしれません。

今までになかった自分が見つかったり、こんな自分が体の中にいたんだと驚くことができるかもしれません。

ニケは暖かくなった風をゆったりと味わって何とも至福の一時間。
歩くより公園でまったりすることが増えましたが、それもニケ。
愛おしいのに変わりはありません。

ツバメは久しぶりの家並にスッカリなじんで気持ちよさそうに青空を舞っています。

今日もいい日にしましょう!




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