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老化の個人差

つくづく思います。ここにきて個人差と言う言葉。
55歳の友達は野菜が嫌い、お酒大好きで気ままにここまできましたが、最近はたばこ。精密検査でいろいろ出てきました。髪も真っ白で73歳の友達が並ぶとどちらが年上なのかわかりません。

その若く見える方の彼女が節制しているかと言えばそうではなく、食べることが大好き!誘うとほとんど参加します。

いつも楽しそうで、困ったことがあっても何とか彼女なら乗り切るだろうとさえ思える安定した精神の持ち主です。

人に気を使い、慕う後輩にはとことん可愛いがるもう一人の60代。
最近みんなが離れがちです。

一見面倒見が良さそうなのですが、思いもよらない冷たい態度や優しさが微塵も見えない行動をすることがあります。思いやりにも持久力が必要なのでしょうか?

家族ではないのですから、お世話がとことんできるわけがないのですが、相手はどっぷり頼って母親のような感覚にさえなっています。

本人は気を使いすぎて疲れているのか、たまに表情に素が出てしまう。皆に好かれたいとはまだまだ乙女心?なんでしょうが、気使いも体力、気力がいるようです。どんなことも無理は禁物、長くは続かないものです。
若い時ならテキバキとこなせた人間関係の難しさも、年齢を重ねると、気持ちと体がついて行けないというところでしょうか?

 ジョッギング、ランニング。ジムに通って体を鍛える。山登りもヘッチャラ!そんな人がいるかと思えば、階段をあがれない、正座が出来ない。腰が…。と老化の現実を叩きつけられている人もいて、同年代、何がこんなにも差をつけるのかと…。

必ず足腰は弱り、内臓も。贅沢はしなくてもメンテナンスや治療で、遊ぶより病院通いの方が忙しいと聞いたことがありました。
それは悲しい、情けない!ことではなくて、いよいよ私もその年代。

自分の体と心に今一度向き合う時がきたと思っています。

若くいることは素晴らしいし素敵なことですが、それぞれの肉体やハートの老いは環境で違っています。

ならば人と比べるのではなく、内なる自分との折り合いとでも言いましょうか。

ひとりの中のもう一人の自分をいたわりながら、応援して過ごす時期が来たのかもしれません。

今ある体と心が等身大。その中で無理をしないで日々を楽しむ!これに尽きるようです。

身体は衰えても、心はいつまでも瑞々しくありたいものです。

今日もいい日にしましょう!





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