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仲人の仕事 家族になるということ

幼子の寝顔を見て母親の充実感を感じる人はたくさんいます。

その子が立ち上がって人生最初の一歩は人類初の月面着陸ぐらい感動的なものです!

子どもに恵まれなかったとしても、人生の伴侶がいるという心強さ。仲のいいシニアのカップルは私には果たせなかった姿ですが、素直にうらやましいと思えるものです。

結婚とは?
アンケートでは男女ともに家庭を持つということが生きるモチベーションになると答えています。

また日本では、結婚して初めて社会に認められるという考えも根強くあるようです。


親から巣立って、自分の生き方を決める最初の別れ道。意外と結婚すれば平穏な日常をゲットできる!と勘違いしている人がいます。道がAorBの選択であるだけで、どちらも平たんな道ではありません。

いろんな生き方、考え方があります。結婚したくない理由には
今を生きるので精いっぱいという若者もいます。

未来なんて期待できない。だから結婚もしたくない。それは経済的なこと?自分の夢に家族をもつことが足かせになるから?家族が出来ることで自己犠牲を強いられることへの不安と自信のなさ?
確かに複雑な世の中になってきているのは事実です。でも今までに平和でぬくぬくとした歴史はありませんでした。そんな時代ほどみんなは家族を作ろうとしました。

それともう一つ、相手を自分好みに変えようとするエゴ。最近の教育は個性を大事にする。それはとても大切なことですが、だんだんと、自己中心という言葉に入れ替わってイニシアティブをお互いが取ろうとします。

以前は主人=男性という図式。亭主関白の時代でしたが、女性の教育も変わってきて一人でも生きていける能力を身につけるようになりました。

そんな二人が生活を共にするのですから摩擦が起きないはずがない。

恋愛からの結婚は自然な流れのようですが、結婚という意味をよく分かっていなければ幸せにはなれません。

単に子供が欲しいからという願望で結婚を望む女性も少なくありません。が、結婚するということ、家族になるということの意味。それぞれのイメージが違って当たり前だと思いますが人生の一大決心は慎重にということです。

自分はこの先どう生きたいのか自分に問いかけることも必要なようです。

結婚は二人で一つの運命共同体?といういい方はあまり好きではありません。同じいばらの道を進むなら、道ずれ!があった方が心強いものです。

でも道中苦痛でしかないお互いなら、そこから袂を分かつことも仕方がないことだと思います。それが悩みぬいて出した決断であるならですが…。

なぜ家族になりたいのか?

私は結婚に賛成です。全く違う環境で育った二人がお互いの生き方を尊重しながら新しい形を築くことは生まれてきた意味を増やすことになるように思えるからです。

動物が子供を慈しむ姿を見るだけで答えが出ているようにも思えて微笑ましいものです。

仲人の仕事はただ出会いの場を提供して結婚の良さを伝えるだけではないような気がします。まだまだ私も若葉マークで勉強中でが、只々人生を先行くものとしての役割だと感じています。

今日もいい日にしましょう!




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