見出し画像

7日間ブックカバーチャレンジをしたら結果全部プロレス本チャレンジだった話

流行りの「7日間ブックカバーチャレンジ」のバトンをありがたいことに数土さんから引き継ぎ昨日まで7日間紹介させて頂きました。Facebookは流れてしまうので、2毛作的にこちらでも全て備忘と振り返りを兼ねて紹介させて頂きます。

7日間ブックカバーチャレンジとは?
好きな本を投稿する7日間チャレンジ。FB友達を招待してバトンをつなぐというルール。

1日目:『百戦錬磨』 ハロルド・ジョージ・メイ著

僕の中でのビジネス書の最高傑作であり、人生で初めてPOPに名前まで出して頂いたメイ社長の「百戦錬磨」です。

メイ社長の人柄や頭脳が、時事通信出版社の担当編集者である坂本さんの丁寧な編集によって、何度読んでも気づきのある一冊になっています。プロレス本としても読んでもよし、ビジネス書としても読んでもよし、泣けるファミリーヒストリーとして読むも良しの一冊です!

2日目:『50歳で初めてハローワークに行った僕がニューヨーク証券取引所に上場する企業でゲストコーチを務めるまで』 ケンドー・カシン著


このチャレンジで紹介する本の中で最もタイトルが長い一冊かもしれません(笑)。尊敬してやまないケンドー・カシン選手の待望の2冊目の著書です。

全体を通しての強烈なカシン節、特に対談は濃厚です。尊敬してやまないカシン選手の待望の2冊目の著書。全体を通しての強烈なカシン節、特に対談は濃厚です。

徳間書店の担当編集者の加々見さんはプロレス本を多く手掛けられており、プロレス界に無くてはならない存在と言っても過言では御座いません。どれも必読書です。

3日目:「プロレス界vs別冊宝島」欠端大林著

プロレスムックの総決算的な一冊。濃厚すぎて1冊読み終わる頃には、全身からどす黒い汗が出ていると思います。

プロレス界を取り巻くヤクザ、新興宗教、鼠講などアレな世界を跨ぎそうな話が色々と書かれています。しかし、これを読んでも幻滅するどころか、さらに魅力的に思えるのがプロレスの凄さです。

4日目:『平成維震軍 覇道に生きた男たち』越中詩郎ら著

哀愁、味わい・・・そんなワードがアタマに浮かびます。

令和になったいまだからこそ読みたい平成維震軍の秘録です。
サークルや会社などで本流よりも傍流に「覇道」を感じてしまう皆様におすすめの一冊です。

5日目:『「してはいけない」逆説ビジネス学』川田利明著

プロレスラー(引退はしてない)からラーメン店主になった川田利明さんによるビジネス本。普通のビジネス本は、「〇〇の習慣」のようにやった方がいいことが書いてありますが、これは失敗事例から「これはやめておけ」という話が盛りだくさんです。

「ラーメンのスープにベンツ3台溶かした」と言う過酷な経営を赤裸々に語り、気軽に脱サラしてラーメン屋を始めて辛くなる人を減らしたいと言う思いから生まれた一冊。

この外出自粛によってベンツ3台どころではない被害も出ており、この本を読んで思いとどまった方がいるならば川田さんも救われるかもしれません。

6日目:『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』前田日明ら著

今やTwitter革命戦士としてお馴染みとなった長州力さんの引退直前に書かれた証言集です。

むしろ長州力さんとこれまで交流があっても、この本では証言してない人物との関係性を証言から読み解くと、ある2文字が浮かび上がってきたりします。ヒントは表紙のもう1人の人物です。

最終日:『プロレス式 最強の経営学』山本隆司著

今もプロレスブームが来てますが、この本は25年前のプロレスブームの時に、当時の週刊プロレスの編集長であったターザン山本さんが本名で出した本です。

制作には堺屋太一さんも関わっており、日本経済新聞社唯一のプロレス本となっています!

プロレスブームの理由を
・究極の自由経済
・好きなことを仕事にしてる強さ
・ファンと共に作っている協創性

など今にも通じる、25年経っても色褪せないビジネス視点も含まれてます。一方で25年前ならではの部分もあるので、懐かしみながらお楽しみください。

以上、全部プロレス本でした。

全部プロレス本となってしまいましたが、楽しい7日間でした。

実は、本業が4月から企業報道部の記者職(!?)となり、外出自粛の慣れないリモートワークもあり、慣れない仕事と重なってバタバタしていたので、GWの時間に好きな本を思い出せて良い時間となりました。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?