見出し画像

【読んだ】マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた

おすすめ度 ★★☆☆☆

先週読んだ「超ひも理論をパパに習ってみた」が、難しすぎて全然分からなかったので、マンガを借りてみた。
あきらめないのが私のいいところ。

結論、本よりはだいぶわかりやすい。
わかりやすいというより、わかった気分にさせてくれる。
図解って偉大だ。素粒子や次元といった難しい概念でも、擬人化されてるとだいぶわかりやすくなる(気がする)。

マンガを書いている門田英子さんは、工科大学卒のバリバリ理系。国立大学で物理を教えながらマンガ家もされているそうだ。すごい。
難しい理論が理解できているからこそ、伝わる表現ができるんだと思う。
そうでなきゃ、どんだけ絵が上手い人でもコレをマンガ化するの無理だよなぁ。

ただ、マンガとして読んだ時に面白いか?と考えると、うーーーん、面白くは、ない。
絵のテイストが昭和っぽい。効果音やギャグも全体的に古さを感じてしまう。原作に登場しないイケメンが出てくる意図もよくわからない。
私は元々弓道部だったので、主人公が弓道部という設定はちょっと嬉しかったけど、それも特に作品に活かされているわけではない。

物理を楽しく図解しながら学べる漫画として、振り切ることもできたんじゃないかな、というのは少し残念。
我が子もパラパラ読んで「面白くね」と閉じてしまった。
まあ、どんな描き方しても小学生に理解できる内容ではないだろうけど。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?