句読点の妙味。
どうも、Webライターをしているひがしです。
今回は「文章執筆における句読点の面白さ」について、つらつら書いてます。
わりとマニアックな内容なので、初心者Webライターの人には大して参考にならないかもしれません。
なので、句読点の雑談に興味のある人は続きを読んでみてください。
句読点の役割
句読点の役割を考える前に、大前提として、文章に絶対の正解はないと考えてます。
とはいえ、文章にある程度の型があるのも事実ですし、ぼくも文章の型を守って記事を書いています。
その型のひとつが、今回紹介する「句読点」です。
句読点は文章において地味なポジションかもしれませんが、読みやすい文章を書くことにおいて、極めて重要な役割を担ってます。
句点の役割
まず、句点はわかりやすいですよね。一文の終わりを教えてくれる役割があります。
読点と違ってルールも明確なので、句点の付け方はどんな人でもほぼ同じです。
読点の役割
一方で、読点を付ける意味はわかりにくいでしょう。
句点ほど明確なルールがなく、人によって使い方も異なります。そのため、読点をうまく使えずに文章が読みにくい人も少なくありません。
そう考えると、読点の役割は「文章を読みやすくすること」だといえます。
句点のない文章について
文章において句点を付けるのは基本中の基本ですが、なかには句点を付けない人もいます。
代表的なのは、トップブロガーである「ヒトデさん」です。ヒトデさんのブログを読むとわかりますが、句点がない箇所があります。
なぜ句点を付けないのか疑問に思えますが、ヒトデさんほどの人だと、何か深い意味があるのかもしれません(めんどくさいだけかな)。
何にしても、トップブロガーだから許されるだけで、一般ピーポーが句点を使ってないと「アホ扱い」されるだけかなと。
よほどのこだわりでもない限り、句点は付けておいたほうが賢明です。
読点を付ける際のポイント4つ
ここでは、読点を付ける際のポイントについて解説します。
読点の付け方に絶対の正解はないものの、文章を読みやすくするポイントはあります。
「読みやすい文章が書けない」という人は、参考にしてください。
接続詞のうしろに読点を付ける
これは人によって意見が分かれるところです。
「接続詞の後ろに読点を付けると、間の抜けた印象を与える」という意見もありますが、ぼくは接続詞の後ろに読点を付ける派です。
読点って、基本的に多いほうが読みやすいと思ってるので。
もちろん、多すぎると間の抜けたアホっぽい文章になるので、限度はあります。
読点の目安は1文に3つまで
前述したように、読点が多すぎるとアホっぽい文章に見えるので、一文に3つまでがおすすめです。
一文に4つもあると間の抜けた文章になるだけでなく、文章のリズムも悪くなります。
文章を読みやすくしてくれる読点ですが、付けすぎてアホな文章にならないよう気をつける必要がありますね。
カギ括弧の前後に読点は不要
カギ括弧の前後に読点を付ける派と付けない派で分かれます。
ぼくは基本的に付けない派で、文章にタメを作りたいときだけ付けます(タメについては後述します)。
読点の役割って文章を読みやすくすることなので、カギ括弧があれば不要な気がします。
一例を見てみましょう。
人によるかもしれませんが、別に読点がなくても読みやすい気がします。
なので、個人的にはカギ括弧の前後に読点は付けません。
文章に「タメ」を作るために読点を付ける
こんなことをやってるのは、世界でぼくくらいかもしれません。
要は、読点を付けることで「今から超重要なことをいいます」みたいなのを匂わすって感じですね。
「タメとかいわれても、イメージつかんわ」と疑問に思う人もいるでしょう。
タメの具体例として「クイズミリオネアのみのもんた」が近いと思います。
正解か不正解を伝える前に、かなり長い間がありますよね、あれです。
タメを作ることに関しては完全に我流ですし、特に意味はないかもです。
「世の中には変なライターがいる」という話でした。ぼくと同じ変な人がいたら、コメントで教えてくれるとよろこびます。
おわりに
句読点の面白さについて解説しました。
わりと地味な役割を担う句読点ですが、文章を読みやすくするために重要です。
プロのライターからすれば「たかが句読点、されど句読点」といったところでしょうか。
おそらく、ベテランライターほど読点の位置や数に気を配ってるはずです(知らんけど)。
この記事の内容を参考にして、読点を付ける場所や数を意識して書いてみてください。
句読点の重要さや面白さが伝わればうれしいです。
おわり
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