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アートとコピーのつづきです。

昨年の10月に投稿したnoteのつづきです。
前回note「アートとコピーが終わりました。

気がつけばもう年も明け、4ヶ月も経っている。。
時の流れは恐ろしい。
サボっていてすみませんでした。
時も経ち、4期生の募集も始まったので、今回のnoteで全てまとめます!

アートとコピー初回 枠に囚われるな!

ポートフォリオを見て、受講者のレベルに恐れ慄きながら迎えた初回。
前回のnoteにて記載の通り、たまたま東京に行く用事があったため、現地で参加。
ここにいる人たちがあのハイレベルなポートフォリオの人たちなのか…
と思うと、正直めちゃくちゃ怖い。
自己紹介も何を話したのか全く覚えていない。

魅力的なポートフォリオについて

初回講義では、阿部さんが魅力的なポートフォリオの作り方についてをお話ししてくれた。

「ポートフォリオを自分の広告だと思って作りましたか?」
「ポートフォリオを企画しましたか?」
という阿部さんからの問いかけ。

掲載できる実績がたまたまそんなになかったせいで、ただ実績を並べただけの普通のポートフォリオにはならなかった。
…というだけで、なにかを狙って企画したかと言われると、正直微妙な気持ちだ。
ポートフォリオ=自分の広告
という視点が新鮮に感じた。
ポートフォリオって実績並べればいいんでしょ?
という枠に囚われた時点で終わり。

「枠に囚われない」

この後の課題でも、何度も思い出すことになった、とても重要なワードだ。

課題が始まる

そんなこんなで1発目から刺激を受けた初回を終え、課題が始まった。
1ヶ月ごとに、コンビ結成と解散を7回繰り返す。
もちろんだが、今までの人生で初めての経験だ。
正直、仕事と家庭との両立はとてもきつかった。
でもきつかった分、得られるものもかなり大きかった。

アートとコピーで得られたこと

  1. 自信がついた
    課題の出来がいいかどうかはさておき、このハードな期間を逃げ出さずやり切ったことでとてつもない自信がついた。
    多分この先、きついことがあっても、あの期間を乗り越えることができたんだから…と思うことができる。なんとかなる気がする。いや、なんとかする。
    3期のデザイナー座談会の記事からの引用ですが、自分の中の「頑張れるレベル」が段違いに上がったと思う。
    (ちなみにこの座談会、私も参加させていただきました!こちらも人生初のことでとてもいい経験でした。こんな機会を作っていただき大変光栄でした。)

  2. 短期間でたくさんの経験ができる
    はじめましての人とものづくり。しかも7回も。
    業界で活躍する人たちのお話を生で聞ける。
    コンペ、広告賞にチャレンジする。
    選ぶ側を経験する。
    フォトグラファーの人と出会い、一緒につくる。
    今までしたいと思ってもなかなかできなかったことを、この短期間でたくさん経験することができ、成長につながったと思う。
    正直この歳になってからこんなに成長することができる機会はそうないと思う。そして、自分はまだまだ伸びしろがある、そう確信できた密度の濃い期間だった。

  3. 出会い
    正直これが一番!と言ってもいいくらい、アートとコピーの醍醐味だと思う。
    講座が終わった今でも、一緒にやりませんか?とお声がけいただいたり、地方に住んでいるにも関わらず、zoomで近況報告をしあったり…
    とても嬉しい日々が続いている。
    仲間がいるって本当に心強いし、同期の人たちが頑張っているのを見ると、私も負けてられない!という気持ちになる。
    出会いに感謝です。

と…言い出すともうキリがないくらい、たくさんのことがあったアートとコピー。

最後に、一番嬉しかったこと、、それは!

「ワクコエ」 W受賞

課題で取り組んだ、枠を超えていく新聞広告賞「ワクコエ」で、審査員特別優秀賞と広告主特別賞のW受賞をすることができました!

初めて挑んだ広告賞でこんな光栄な賞をいただけるなんて思ってもみないことで…4ヶ月経った今でも夢のようです。

ワクコエについては、相方のむすびめさんがとっても丁寧にまとめてくださったので、ぜひ!こちらのnoteを読んでください!!!!
ふたりで超えた、ふたりでとれた!「枠を超えていく新聞報告賞。ワクコエ」 ダブル受賞の裏側

最後に

前回のnoteで、
「自分はコンペや広告賞にチャレンジしたいとは思っていないから、アートとコピーは場違いだったのかもしれない」
というような趣旨の内容を書いた。

最近、ふと思い出したことがある。

それは、社会人1年目のデザイナーになりたての頃。

会社の人に、東京行っていいものをたくさん見ておいで!と東京行きの切符とホテルを取っていただいて、数日東京に行かせてもらった期間がある。

美術館などをぐるぐる回っている中、本当にたまたま、もうどこでだったか忘れたしなんの展示だったのかも覚えていないけど、ポンジュースの広告があった気がするので、おそらくその年の朝日広告賞の受賞作品の展示だったんだと思う。

その時強烈に、うわ!私も出してみたい!この世界に行きたい!と思ったことを、思い出した。

でも、コピーライターの人と組まないとチャレンジできないだろうし、私のレベルじゃ無理かー…とわりとすぐに断念したのも思い出した。

あれから数年たち、そんな思いは忘れ仕事に明け暮れる日々。

忙しい日々の中ですっかり忘れていた夢だけど、数年越しに叶ったんだと思うと何だか感慨深い。

それもこれも、一緒に組んでくださったコピーライターさんたちのおかげです。

わたしと出会ってくれてありがとうって、たくさん言いたいです。

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