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7年間ノンケに片思いして、告白した末にいろいろあって気づいたら結婚式に出席していた話

〇〇ちゃんへ

今回手紙を書くにあたって
近況報告をさらっとしようかそれとも
結婚式の話を書こうか
すごくすごく迷ったんだけど、
結婚式の事を手紙に書こうと思いました。
もしかしたら嫌な気持ちにさせてしまう
内容になってしまうかもしれないけど
最後まで読んでもらえたら嬉しいです
(不愉快だったら、ビリビリに破いて捨てて下さい)

正直な気持ちを書くと、結婚式に参加する事は
お返事をさせてもらった後もずっと悩んでいました。
何を着て行こう、どんな髪型にしよう、と
必要なものややらなければいけない事は
どんどん決められたのに
それに反して自分の気持ちはずっと
後ろの方にありました。

期日ギリギリになって招待状の返信をポストに投函した後も、風邪をひけば参加しなくて済むかな。電車が止まらないかな。
予定が入ったって謝ろうかなとそんな幼稚な言い訳をいくつ考えたかわかりません。
最終的に参加しようと決めたのは
行った時の後悔よりも行かなかった時の
後悔が絶対的にに大きいと
考えたからです。

式が始まった後も
自分が〇〇ちゃんと過ごした時間は
この会場にいる誰より少ないだろうな。
なんで呼んでくれたのかな。
他に私よりも参加すべき人がいたんじゃないかな。と自分で振り返って恥ずかしくなるくらいネガテイブなことをずっと考えていました

当日、会場で見た〇〇ちゃんは今まで会った
どの瞬間より綺麗だと心から思いました。
そして、今までで一番遠い存在だなと思いました。

それと同時に感じたのは「好きになった人」は
結婚しても子供が生まれてもどうしたって
自分にとっていつまでも、「特別な人」で
あることに変わりはないのだと言うことです。

旅行に行けば会う予定が無くとも
お土産を探してしまい、会える日が決まれば何度もカレンダーを見てしまいます。
私にとってあなたはそういう人なのだとあの日、私は思い知りました。

気持ちの整理を付けるのに時間がかかってしまったけれどやっと伝えられそうです。
結婚おめでとう。
あなたの幸せを、笑顔溢れる日々を心から願っています。

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#レズビアン
#君のことばに救われた

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