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2015-2016年世代 高校野球観戦記

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記事一覧

高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その7 決勝 山梨学院対東海大甲府

山梨学院 12-5 東海大甲府

7回まで観戦して、その後、サッカーを見に行ってしまったのだが……

まさかのワンサイドゲームに。
7回でこの点差。実質コールドゲームでの決着となった。

6回表までは6-5と接戦だったのだが……

これも守備の乱れで決まった試合……

東海大甲府の守備がパッとしないのは、新チームでも変わらないし……

これで代表が決まった、というだけの試合、次の県王者、の流れを決

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その5 準々決勝 帝京三対都留

帝京三 4-2 都留

Aシード都留とノーシード帝京三の対戦。
春も2回戦で同じカードで対戦し、都留が7-2で勝利をおさめている。

注目は都留のエース、佐藤。
身長153センチ(公称)という低身長ながら、昨年も2年生エースとしてベスト8。
今春はベスト4、夏のAシードを獲得する原動力となった。
投球だけでなく、打撃でも中軸を担うなど、その運動センスは疑う余地がない。
MAXこそ125キロ前後なが

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その6 準決勝 東海大甲府対帝京三

東海大甲府 4-0 帝京三

帝京三のエースは水上由伸。

前の試合、後半のギアアップに惚れ込んで、もう1度見てみたくて、格上に挑むこの試合を、なんとか都合つけて見に来た。

夏の準決勝、東海大甲府対帝京三の試合は、五分と五分の立ち合いで始まったかにみえたが……

試合が一気に動いたのは3回表。

東海大甲府の攻撃、先頭打者の打球が、ピッチャーライナーを放つ。

これが、帝京三のエース、水上由伸を

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高校野球 2016夏季神奈川県大会観戦レポ その2 3回戦 日大藤沢対柏陽

日大藤沢 7-1 柏陽

私立対公立、の構図で、実力差がハッキリした試合。

柏陽が淡々と負けていった、という印象。

日大藤沢に、「野球頑張ってる私立」以上の感想を抱くこともなかった。

塩っぱい試合。

もう3ヶ月も前の話なんで、これくらいの感想で。

高校野球 2016夏季神奈川県大会観戦レポ その1 3回戦 東海大相模対瀬谷

東海大相模 7対6 瀬谷

今年の夏観戦した中でも、ベストバウトと呼んでいい試合。
昨年夏全国優勝の東海大相模と、昨年夏1回戦敗退の瀬谷との試合。

ところが、瀬谷の気合が違った。
……東海大相模のエース、山田投手が「瀬谷中」出身なのは、その件となんか関係があるんだろうか?

しかし、東海大相模の先発は、エース山田ではなかった。北村投手。

こちらも難敵だ。昨年夏全国優勝の「新・140キロカルテッ

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その4 3回戦 富士学苑対巨摩

富士学苑 8-7 巨摩

富士北麓球場の第2試合。
富士学苑の先発は背番号11の太田。
今後の連戦を考えたら、エース栗本を温存したかった、というところか。
しかし、これが誤算。
2回4失点、3回の先頭打者にデッドボールの時点で交代とされてしまう。
栗本も3回こそ抑えるものの、5回終了時で1-7

そこまでで、見限ってぼくは席を立ってしまった

結果、この試合自体は大逆転で富士学苑が勝利を収めたのだ

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その3 3回戦 山梨学院対甲府昭和

※2回戦 甲府一対北杜はノーゲームのため省略

山梨学院 28-3 甲府昭和

富士北麓球場で行われたため、到着まで時間がかかる……

結局、試合開始予定の9時半に、ようやく駐車場に到着。

10分ほど遅れての会場入りとなった。

だがしかし、まだ1回表の攻撃継続中。
結局、さらに打者一巡以上続いた攻撃……

甲府昭和も、例年通りの弱小だし、山梨学院も、相手が弱すぎて今後の参考になるところもなく。

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その2 2回戦 都留 対 笛吹

都留 8-1 笛吹(7回コールド)

今大会Aシードの都留の初戦。
都留のエース佐藤くんといえば、低身長ながら、ということで……
記念誌をチェックしたところ、身長153センチ。
たぶん、実際には150センチくらいではないだろうか。
そんな低身長で……

騎手にでもなっておけばよかったよね、その身体能力は!!

とか言ってしまうところではあるのだけれど。

別の試合で雨天中断中に、ネット裏の野球ファ

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高校野球 2016夏季山梨県大会観戦レポ その1 2回戦 日本航空 対 山梨

日本航空 7-0 山梨(7回コールド)
日本航空はAシード。山梨はここ2年勝ち星に恵まれていないノーシード、弱小といっていい学校。
7回まで持ちこたえただけでも健闘、と言えるくらいの前評判の差ではあるが、それ以上に山梨高校の健闘が光る試合だった。

到着は3回表。
この時点でスコアは0-0
その時点で少し驚いた。
日本航空と山梨の実績を比べれば、2回終了で2点か3点くらい入っていて、5回コールドペ

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高校野球 2016春季山梨県大会観戦レポ その6 東海大甲府対日本航空

東海大甲府 4-3 日本航空

春大会の決勝戦である。
しかも、秋大会と同じ組み合わせ。
つまり、今年の山梨ではこの2校が抜けていると言ってもいいだろう。
秋は、ベスト4の2試合ともコールド決着だったくらい、抜けた存在ではある。
春のベスト4で言えば東海大甲府対山梨学院が1点差ゲームだったあたり、この2校の次の存在が山梨学院というところではあろうが……

これで東海大甲府は県大会6季連続V
まさに

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高校野球 2016春季山梨県大会観戦レポ その5 都留対甲府工業

都留 9-8 甲府工

両校とも、公立の古豪ながらノーシード
甲府工業はAシード駿台甲府に勝った甲府一をコールドで下してのベスト8。
都留は地区シードの帝京三などを破ってのベスト8。
甲府工業は公立の雄として甲子園常連だったが、2006年を最後に甲子園から遠ざかっている。
原初也監督退任以降、苦戦が続いて、後継の石合監督が結果を出せておらず、監督交代した模様。(※詳細は夏の冊子で確認予定)

都留

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高校野球 2016春季山梨県大会観戦レポ その4 日本航空対日大明誠

日本航空 5-4 日大明誠

日本航空は安定して強豪といっていいチームで、秋も県大会準優勝、春のセンバツでは補欠校に選ばれていた。
昨秋、エースの片岡が故障明けで、ベスト8くらいまではMAX125くらいしか出なかったが、その後全開に。
能力の高さは感じさせる。

日大明誠は、30年前には巨人のドラフト1位(木田優夫)を輩出したほどではあるが、近年はイマイチ。
東京・神奈川方面から通学圏というのが売

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高校野球 2016春季山梨県大会観戦レポ その3 富士学苑対笛吹

富士学苑 3-2 笛吹

富士学苑は私立で、主力は山梨県内でも郡内、と呼ばれる地元エリアの選手たち。
私立の中では選手集めの範囲が地元に限定されるというのと、夏の応援団がジャズのビッグバンド風、というあたりが見どころのチーム。

笛吹は公立で、かつての石和高校と山梨園芸高校が合併。
どちらもあまり強いチームではなかったし、一応連合チームで笛吹・石和だった年くらいのエースがMAX135キロくらい出た

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高校野球 2016春季山梨県大会観戦レポ その2 山梨学院対甲府城西

山梨学院 4-0 甲府城西

Aシードの甲府城西が、ノーシードの山梨学院に敗れた。

波乱、のように見えて、むしろ名門の山梨学院が、秋には組み合わせに恵まれた甲府城西に対して力を見せつけた試合。

甲府城西の清水幹太投手は、昨夏から登板機会もあり、春の21世紀枠県推薦までの原動力となった。
ただ、ノーヒットで2点取られた1回表、そして連打を浴びた3回と、抜ける回もあったが要所を締めた。
2番手投手

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