義理の応援なれど・・・
2013年7月の日記です。
毎日新聞を読んでいる方はご存知と思うが、
今、都市対抗野球大会が東京ドームで開催されている。
地方都市で予選が行われ、勝ち抜いたチームが東京ドームでの
本大会に出場する。
名目は都市の代表だが、実体は企業の野球部で、
高校、大学を卒業して一旦企業の野球部に籍を置いて
最終的にはプロを目指す選手が多く、
レベルは高校や大学の野球よりはるかに高い。
メディアで力を入れているのは毎日新聞だけで、
朝日、NHK連合の高校野球より知名度は低いが、
野球チームを抱える企業は熱を入れて応援している。
因みに、この時期、毎日新聞はよく売れるとか。
当社に野球チームがあるわけではないが、
義理で応援しなければならないチームが二つある。
何処の誰々は来てくれた、あるいは来なかったと、
直接間接に聞こえてくるから、極力都合をつけて応援に行くことになる。
で、昨日の昼、我社の役員4人で行ってきた。
招待者用の受付ゲート前にスーツ姿で汗だくの先方の役員殿に、
来ましたよとの顔で挨拶してドームに入り、
担当者に案内されて指定のシートに座る。
ドーム内は適度エアコンが効き、ビールとつまみが配布され、
ビヤガーデンの如くだ。
応援団の掛け声に合わせて、渡された黄色い団扇を振りかざし、
チアガールが大胆に足を上げて踊るのを見るうちに力が入り、
選手の名前も覚えて、義理だけではなく人情も湧いてくる。
一杯目のビールを終えて、二杯目を飲む頃には、
3対0とリードし、終盤に更に1点加えて危なげなく勝ってしまった。
今年は弱いとの評判は何だったのか。
次の3回戦は明日土曜の夜、
業務に差し支えなどあろうはずもなく、また行かねばならない。
応援するからには勝ってほしいが、次を考えるとやや複雑な心境だ。
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