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AI時代を迎えて 脳の鍛え方

知識は勉強すれば付きますが、頭をよくする方法はそれとは違います。

頭が良い。

これは記憶力だけではありません。

記憶力を求めるとAIに負けます。

また判断力。これもAIに負けます。

子供の時から一生懸命勉強していろいろな事を覚え、判断力を付ける。即断即決ができ正しい判断が出来る大人になっても、AIに駆逐される時代がすぐそこです。町医者や会計士、裁判官など知識と判断力に頼るというようなことはAIの得意分野になって行くとのことです。裁判は何か月もかかっていたのが即日判決が出る。会計士に頼まなくても経営判断ができるというような時代が近いのです。
漁業でもAIの投入で、ビッグデーター(ベテラン漁師の過去の漁果情報を気象と照らし合わせたもの)を使い漁場の特定がしやすくなるようなシステムが実用化されています。

このようにAI に負けない知能を付ける。これが頭をよくする方法だと思います。この方法が有ります。


マインドフルネス(瞑想)

ビッパシャーナ瞑想と言われる、今の自分に注意を向け気が付く瞑想。これは無意識を意識化すると言う瞑想です。これは認知症の改善に効果が有ると言われています。この瞑想をマインドフルネスと言う事も有ります。

認知症は物覚えだけでなく五感が衰えていきます。五感は目、耳、鼻、口、身体の感覚で、これを常に意識するのです。この練習(ビッパシャーナ)が脳を活性化させ認知症が改善できるのです。これにより脳が活性化されるのです。この脳の活性化は健常者にも当てはまります。頭が良くなると言う事になります。マインドフルネスで短期記憶の中枢「海馬」と言う脳の部分が大きくなったという研究も発表されています。

瞑想をすると集中力が付き、記憶力が上がります。その記憶から瞬時に必要な情報を引き出す事が出来る様になります。これでAIと戦えます。そのあとに瞑想による閃きがくわわり、想像力がつき新しといものを生み出す能力が付きます。
AIは文章の読解が不得意だと言う事です。いわゆる「そうねだいたいね」と言う事は得意でなく文章や芸術を理解(古物商のように、値段を付けるのは上手いが、贋作を見破るのは下手のような感じ)するのは難しいとされています。こういう人間の直感というようなものも瞑想でついてきます。

運動

運動が脳を活性化させることも分かっています。一般的には有酸素運動が良いと言われています。運動により体中に酸素と栄養が運ばれます。当然脳にも血液や栄養が回り、ボーとした頭がクリアーになります。
テストを受ける前に軽い運動をすると結果が良いと言う報告も有ります。計算問題を解くテストでは回答率が上がったと言う結果も有るようです。事前に体に酸素や栄養をめぐらして脳を活発化させているのです。

私は有酸素運動だけでなく筋力トレーニングも効果が高いと思っています。筋肉を意識すると脳と筋肉、神経のつながりが良くなり筋肉のコントロールができやすくなります。コントロールと言う無意識を意識化することで脳の働きはよくなります。
筋肉が付くと脳の働きだけでなく体の動きもよくなります。体が軽くなり、とっさの時の動きも楽になります。平常でも楽に体を動かすことができるので動作も機敏になり、若々しく見えるというおまけもついてきます。

水分補給

水分補給で血液を全身に巡らせ栄養と酸素を体中にいきわたらせることができます。
水分補給はあまり注目されていませんが非常に大切です。成人の体の抗生物質は70%が水分と言われています。年を重ねるごとに水分量は減り、高齢者は50%ほどになると言われています。私は認知症はこの水分不足が大きな原因の一つだと考えています。
熱中症で水分が減ると認知症と同様に判断力や記憶力が落ちることからわかると思います。です。
水便補給は人によって違いまた気温でも違いますが、「体重㎏×30㏄」と覚えておくのがいいでしょう。汗の掻き具合でこれより増やすのがいい方法です。


瞑想と運動、水分補給。これが頭を良くする方法です。

頭の回転が悪くなった、物覚えが悪くなったなどと脳力の衰えを感じておられるなら瞑想と運動をお勧めします。

腸が元気で脳も元気。腸脳相関|梅村健治 (note.com)


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