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#33 食の嘘を理解すれば様々な『氣付き』『思考』が芽生える。

食の嘘が解れば様々な嘘が見えてくる。
歴史、教育、医療、政治、メディアなどなど。

今日の『思考』

プラスチックの影響について少しだけ。

私達の体の中には100%プラスチックが存在しています。

何故存在するのか、それがどのような影響をもたらすのか。一緒に考えていきましょう。

英ブルネル大は2018年、英国のスーパー8店で売られている貝を調べたところ、すべての貝からマイクロプラスチックが検出されたと発表している。


オーストリアの研究チームが日本、英国、イタリア、オランダ、オーストリア、ポーランド、フィンランド、ロシアの計8人の大便を調べたところ、すべてからマイクロプラスチックを検出した。

何年も前から、プランクトン、魚は海の中のマイクロプラスチックを餌と間違えて摂取しています。

要するにプラスチックによる海洋環境汚染であります。

私達が普段何気なく使用しているプラスチックがゴミとなり海洋汚染しています。

洗濯しても歯磨きや洗顔料をつけて顔をあらっても毎回、マイクロプラスチックが垂れ流され、環境は汚染されています。

陸のみならず海でもプラスチックが食物連鎖の仲間に加わった事を意味しています。

地球上の生物の殆どが汚染されていると言っても過言ではありません。

マイクロ

上記写真は、食塩から分離されたマイクロプラスチック。

クラゲ

たばこのプラスチック包装を取り込んだクラゲ。文字が書かれているのがおわかりでしょうか。

私達の文明(100年程)でプラスチックは、なくてはならない存在であった事は事実です。が、とうとう取り返しの付かないところまできています。

世界保健機関(WHO)、ペットボトルの水の90%からマイクロプラスチックが検出と声明を発表

プラスチックが人体に与えている影響は想像もつかないほど大きいものとなって表れています。

精子の数が減り、ペニスが縮む。有害化学物質が人類を脅かす。

内分泌かく乱作用のある化学物質のせいで、2045年には精子の数がゼロになると予測しています。

生殖疫学者であるシャナ・スワンは、1973年以降、精子の数が約60%減少したことを報告しています。


プラスチックは生殖機能の低下と深く関係していることが研究結果で明らかになっています。

以前#28で記事にしましたプラスチック成分のビスフェノールAは、男子の生殖機能を低下させることにも関係しています。

プラスチック製品に含まれるフタル酸エステルメスのマウスの生殖能力を低下させる可能性が新しい研究で明らかに

つまり、
ビスフェノール A、フタル酸エステルは、男性の生殖機能を低下させ、女性の妊娠機能を低下させることになります。


プラスチック汚染との因果関係は述べていないものの、BBCでは興味深い記事が掲載されています。

世界的に子供の数が激減している。

出生率の低下により、今世紀末までにほぼすべての国で人口が減少する可能性があります。

スペインや日本を含む23の国では、2100年までに人口が半減すると予想されています。

クリストファー・マレー教授は、BBCの取材に対し、「これは非常に大きなことで、世界のほとんどの地域が自然な人口減少に移行しています。」

「これがどれほど大きなことなのか、認識することは非常に難しいことだと思います。」と述べられています。


最も影響を受けるのはどの国か?

日本の人口は、2017年のピーク時には1億2800万人でしたが、今世紀末には5300万人以下にまで減少すると予測されています。

イタリアも同様に、6,100万人から2,800万人へと劇的な人口減少が予想されています。

スペイン、ポルトガル、タイ、韓国を含む23カ国のうちの2カ国で、人口が半分以下になると予想されています。

中国は、4年後には14億人のピークを迎え、2100年には7億3200万人とほぼ半減すると予想されています。その代わりになるのがインドです。

イギリスは、2063年に7,500万人でピークを迎え、2100年には7,100万人にまで減少すると予測されています。

人口


フタル酸エステルは、プラスチックやビニールを柔らかく、より丈夫にするために加えられます。

食品や飲料の包装、プラスチック生活用品、化粧品、医療機器、建築資材など幅広く使用されています。

食品をレンジで温める際に、ラップをしたりプラスチック容器のまま入れるとフタル酸エステル成分、ビスフェノール A、これらの化学物質が食品に浸透する可能性が高くなるため避けることをお勧めします。

EUでは、おもちゃに含まれるフタル酸エステル類を制限し、食品に含まれる「生殖毒性」のあるフタル酸エステル類にも制限を設けています。

米国では、フタル酸エステルの体内摂取が乳幼児に広く見られるという科学的調査結果が発表されています。ベビーシャンプーやローション、ベビーパウダーに接触した赤ちゃんの尿からフタル酸エステルが検出されていますので氣を付けてください。


ビスフェノールAが取り沙汰されればビスフェノールB、E、Sとこれまた厄介な話しであります。

ビスフェノールA、フタル酸エステル

マイクロプラスチックによる人口減少(不妊)の因果関係


一緒に思考しましょう。



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