孤独になるとき_

また一人になるとき。

きみがほしいものが
ぼくには わかんない
それは愛情? 誠実さとか?
ことばにしても わかんない

あなたのほしいものが
わたしには できない
ちょっとかわいげ 女らしさとか?
わかるけど できない

たがいの海をこえてゆこう
ここから
生きてきた時間をたたえよう
できるなら

そんなふうにして 暮らしたいな

本来の自分を取り戻すまでの
まわり道にすぎない
だとしても誰かのことを
また傷つけてしまうのかな

生きてくことは いつだってそう
軋轢に満ちてる
そんな自分のことがきらいになる
きみの思うようにはなれないと
また侘しい思いばかりしている

ただ仲良くなど生きてくことは
できない、と思い知る

人とすれ違ったり、批判されたりするとき、いつも戸惑う自分がいる。
相手のいうように、僕はひどいことをしたのかもしれない。
でも、それがわからない。なにが欲しいのかわからない、と。

もしかしたら強情なのかもしれない。頑固かもしれない。逃げているのかもしれないし、防衛かもしれない。そうやって自らの非をあげつらっていけばいくほど、動けなくなる。

わからない、できない、したくない、と。

その批判は、自分自身が心の中で散々浴びせてきたものなのだと思う。
そうやってずっと「どうにもできない」と戸惑ってきたように思う。

そして、誰かの思うような自分にはなれないのだ、と思い知る。
それでいいとは思えないが仕方ない、というところにいって、また一人になる。

記事を読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートは、ミルクやおむつなど、赤ちゃんの子育てに使わせていただきます。 気に入っていただけたら、❤️マークも押していただけたら、とっても励みになります。コメント、引用も大歓迎です :-)