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背伸びの効用。

今日は仕事が早く終わったので、早退して奥さんと博多駅に出かけた。

という経験があったため、都会に出てみようという試みだ。

結論からいうと、それはとてもうまくいった。
都会の中でも「シャレている」場所を選んでお茶したり、ウインドウショッピングをしたりして楽しんだ。田舎の旅館では消化不良だった奥さんもここでは嬉しそうに目を輝かせている。

ルイ・ヴィトン、エルメスといったハイブランドのお店にも立ち寄った。
お値段もすごいが、やはりどれもこれも美しい。常に憧れられるよう「一番高いところ」を守り続ける。そのことが人にもたらす価値ってあるよなあと再認識した。それを守るには相当な努力と歴史が必要なのだ。

そういえば、ディズニーランドで働いていた頃、同僚が「千葉の田舎企業が背伸びした会社だからね」と言っていた事がある。その背伸びは期せずして、上から下までをカバーした「ファミリーエンターテイメント企業」として認知されることを可能にした。

よくよく考えれば、ディズニーだって低俗だと思われていた「マンガ」を芸術のところまで背伸びさせた企業だ。いまやマンガは世界中を席巻する一大エンターテイメントになっている。

人は背伸びすることで、よきものを生み出せる生き物なのかもしれない。
そのとき「もっと高いところに行きたい」と思わせる光源は、空に輝く星のように貴重なものといえる。だから、ハイブランドはえらいのだ。

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