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鎮咳薬・去痰薬不足への緊急対応「9月末時点よりも、1割以上供給が増える見通し」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年10月19日(木)第1088号*****

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鎮咳薬・去痰薬不足への緊急対応「9月末時点よりも、1割以上供給が増える見通し」
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 直近で、新型コロナの感染拡大やメーカーのトラブル等が重なって、現時点で医薬品の供給不足が大きな問題となっている。この対応について、武見敬三厚生労働大臣はこれまで「鎮咳薬・去痰薬は医師の判断で、最少日数の処方に努めて頂く」等の方針を示してきた(=10月3日付け弊紙で既報)

 さらに昨日(10月18日)の記者会見=写真は10月13日の会見の様子・厚労省HPより=で武見大臣は「緊急対応として、鎮咳薬や去痰薬のメーカー主要8社に、供給増加に向けたあらゆる手段による対応を要請した」ことを明らかにした。

 その結果「年内は、他の医薬品の生産ラインからの緊急融通、そしてメーカー在庫の放出等により、これらの社の出荷量について現時点で、9月末時点よりもさらに1割以上供給が増える見通しとなった」等と述べた。

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