未来を見てみたい
日本人の顔の形の変化の過程について話を聞く機会がありました。
縄文から始まる顔の変化の写真で、確かにだんだん"西洋的"な細長い顔に変わっているんです。要因としては、食べ物や人々が好む顔による遺伝的優位性の変化があるとのこと。
将来的には今以上に顔が細くなり、口も小さくなり、声がくぐもり発声しにくくなるのではないのかとのことでした。
目が見えない人にとっては障壁でも、手話など視覚に頼るコミュニケーションが主流になるのかも、という話が以前手話を習っていた身として印象に残っています。
学校で習ってきて受験のために必死に暗記してきたような歴史は、一部一部を切り取られているような感じで、他人事に感じられてしまいあまり興味を持てませんでした。
ですが、”顔史”とでもいうべき今回のお話はすごく面白かった!
人の生活様式や自然環境など、グラデーションで変わっていくようなものは、自分が生きている間に変化が感じられないかもしれない。100年後とか未来に行ってどうなっているのか見てみたいし、自分の目で見られないのがすこし寂しい。
今連日報道されているような争いや事件、スポーツや芸能の出来事なども、将来どのように評価され、何が選ばれて教科書に載り、どのようなものとして描かれるのかもすごく知りたい。
そんな気持ちに変えられてしまうお話でした。
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