今年を振り返ってみて、
良かった決断の一つに
スローライフが挙げられる。

都会の喧騒から離れて
穏やかな田舎の生活に
身を落ち着けたのが今年の7月。

都心から田舎に引越するのは
躊躇いもあったが、良い決断だった。

平日は朝から都心に出て仕事をして
夕方には仕事を終えて田舎に戻り、
静けさの中で過ごす。

週末は子供と遊びに出掛けたりDIYをしたり、
来年からは畑作りも計画している。

子供がもう少し大きくなると
近所の川で釣りをしたり、
山に行ってキャンプもできる。

このメリハリがある生活は、
まさに僕が求めていたもの。

都内のど真ん中での生活では味わえなかった、
開放感や解放感がここにはある。

田舎生活は、都会の喧騒とは異なり、
心の豊かさを大切にする時間を与えてくれる。

都内のマンションに住んでいた時は
子供の泣き声に対して下の部屋の住人から
クレームが来ていた。

そういう住みにくさを考えると
田舎でのびのびと生活ができる
精神的な満足感は、
都会のどんな豪華な生活よりも価値がある。

今の僕にとってスローライフは
贅沢な暮らしであることは間違いない。

心の充実を感じることができる日々。

仕事とプライベートのバランスも程良く
自分自身と向き合う機会も増えた。

心を豊かに保つことが
何よりも贅沢なんだとつくづく感じる。

あのまま都心に住み続ける選択肢を取らず
大きな決断が功を奏して良かった。

エッセイシリーズ　〜バックナンバー〜

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#1億円日記 Vol.109