四月になれば彼女は
読了後、心が一杯で、次の小説に移行出来ずにおります。今しばらく、余韻に浸らせて下さい。
精神科医 藤代俊先生を取り巻く人々の恋愛観、結婚観のコントラストが実に、繊細に描かれていました。
私も、一医療人として、同じ精神科医の同僚 奈々先生との関わりに非常に共感しました。
また藤代先生のかつての恋人、伊予田春さんを看取った医師 中河先生も優しく、非常に優れた先生でした。
3/22公開の映画では、藤代先生を佐藤健さん、奈々先生をともさかりえさんが演じています。
恋愛小説の真髄を見た気がする一冊でした。
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