見出し画像

初日の草刈り/開墾プロジェクト

今日は記念すべき開墾プロジェクトの初日だった。
開墾プロジェクトのメンバーの一人である、小学校の同級生と今日は秋野菜を植える場所の草刈りを行う。

画像1

ほとんど放置状態だった為、雑草はわさわさ生えている。そんな場所に秋野菜を植えるのだから、土づくりとか、苗育成とかそんな事以前に草を刈る必要があったのだ。
日中の良く晴れた天気の中、二人で手分けして草刈りと夏野菜の処理を行う。雲一つない天気は勿論暑く、適宜休憩を取りながらの作業である。暑い日の農作業は感染症以上に熱中症対策の方が重要だ。集落に移住した頃、近所のおばちゃんから「無理のないようにね!」と言われた事が浮ついた理想論ではなく、かなり現実的な考え方である事が日に日に分かってくる。

農作業は体を使う作業なので、体を壊してしまう事が一番いけない。何故なら農作業において、大事なのは、知識や経験以上に日々作業を継続することが大事だからだ。例えば雑草との付き合い一つでも、その場所を毎日歩くだけで、1ヶ月後には歩いた道には草がなくなっているだろう。しかし、これは一日では全く効果はない事が想像できるだろう。だからこそ、一日二日の馬力でなく、日々継続できる事が重要であり、それをいかに最大化していくかの工夫を皆が行っているのだ。

私が住んでいる集落の人達は殆どの人が外に働きに出ながら、農作業を行う兼業農家のようなスタイルを取っている。だからこそ、より無理せずコツコツ行うという姿勢が色濃い。涼しい朝や夕方に作業を行い、たまに友人と喋りながら作業を行う。

学校や社会では頑張る事に重きを置かれるような事が多かった。だからこそ、最初は一日二日の馬力で農作業を行う事もあった。実際、秋冬野菜を育てようと草を刈っている範囲を、今年の4月に私は一人で草刈り、土起こし、野菜の植え付けまでやってのけた。今日、作業をしながらそんな事にも気付き、畑をボーっと見つめながら、今まで何も進んでいないと感じていたけど、自分が思っている以上に色んな事を乗り越えている事を再認識した。
しかし、そんな馬力はずっと続く訳もなく、ある日畑の草刈りを手伝ってもらった時に、人と一緒に作業を行う事の良さを知ったのだ。

やはり複数人で行うと、作業は捗るもので、秋冬野菜、夏野菜、ついでに畑周辺に生えていた雑草を刈ることが出来て、ずいぶんサッパリした。見た目もかなり変わって、何度見ても「凄い!」と言ってしまう程だった。

最近は中々畑の作業を出来ていなかった事もあったので、こうして畑が綺麗になる事はとても嬉しい。次回はまた一人増えて三人で作業を行う。どんな感じになるのか、とても楽しみだ。

100円からサポートを受け付けております。こちらの記事が気に入った方は、サポートして頂けると幸いです。よろしくお願いします!