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「すべてがFになる」を読んだ

「すべてがFになる」 森博嗣 講談社文庫 を読んだ。

密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

講談社BOOK倶楽部

「これは読むべき」みたいなミステリーのランキングに入っていたので、読んでみた。
なかなかのボリューム。
一気読みは疲れた。

面白いか面白くないかでいうと、面白い。
しかし、謎解きの部分に関しては、原理は面白いんだけど、事実はちょっとそこまで、想像できるかな? といまいち。

でも、1996年に発表されたと考えると、作者とこの小説のスゴさはよくわかる。
今ならリアルで会わないで、全部リモートで仕事を進めるなんて普通だけど、当時はそんな感覚なかっただろうし。
その頃の私はSE3年目。
ワークステーションからwindows パソコンに変わった頃かなぁ。あやふやな記憶だが。
当時の私は、この研究所に憧れただろうか。
それとも、そこまで一人&仕事漬けは嫌だと思うのかな。凡人だからね。

シリーズものらしいけど、次読むかは微妙。
だって、全部で10冊でしょ。
頭、使うからなぁ(笑)
次読んだら、最後まで追いたくなるじゃん。
犀川創平のキャラは好きなんだけどな。
この後も気になる。

とりあえず、しばらくはお休みかな(笑)



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