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大人のお絵描き教室@熊本-困った時は外側が大切という話し

4月に熊本で開催された「大人のお絵描き教室」に参加して来ました。
「大人のお絵描き教室」は、絵の技術を向上させるのではなく、表現することを目的としたワークショップで、何を描いてもどんな手法でもOKな自由な空間です。
今回は大人だけではなく小学生2人も参加されていて、のびのびと絵を描く姿に、いつもとは一味違う新鮮な刺激を受けました。

さて、私が今回のお教室で描いたのは、文鳥とお花の絵です。

文鳥を選んだのは、井出先生が「かわいい」おっしゃっていいて、私もつられてインスタなどで文鳥のしぐさを見ているうちに、すっかり虜に!
うちのボクコ(セキセイインコ)のお友達にお迎えしようと思うほどです。
それから、熊本に住んだことのある夏目漱石の「文鳥」という作品を思い出したから、というのもありました。やや、こじつけかな💦

そして山吹色みたいな黄色の背景の、お花の絵も描こうとも決めていました。
こちらは、あるフラワーデザイナーの方のアトリエの壁が黄色で、とってもステキで印象に残っていたからです。

私はまず、アクリル絵の具を混ぜ合わせて背景の好みの色を作り、2枚の木版にそれぞれ塗りました。
その後、黄色の方にお花の絵を描くつもりだったのが、なんとなくそちらには文鳥が合うイメージが浮かび、変更しました。

背景の色を塗って乾かした木版の上に鉛筆で下絵を書いてから、絵の具で文鳥やお花を描いていきます。
さすがに7回目の参加になると、絵の具の特性を生かして使えるようになってくるものですね。
なんだか、ちょっと自由になった気分🎵

出来上がりはこちらです。

文鳥
スマホで写真を見ながら描きました


この文鳥の絵を仕上げている時、井出先生に
「背中側はそのままでいいけど、お腹側は、背景の黄色との境界線をぼかすようにしてみて。
それから、止まり木描くの忘れずにね!」とアドバイスいただきました。

なるほど!お腹側をぼかしてみたら、文鳥の羽のフワフワ感がでて、質感がグッと良くなったようです。
文鳥の輪郭だけに注目して描いていると、ノペッとした塗り絵みたいになってしまいますよねー

お花の絵も、背景をちゃんと描くようにアドバイスされました。

これは架空のお花です
トイレに飾るために描きました

お絵描き教室後、主催者の方が参加者みなさんとのお食事会を企画してくださっていて、心地よい疲れの中、楽しく盛り上がりました。
その時に自然発生的に出てくる会話は、とっても参考になるし、物事を見る角度を変えてくれたりします。

私は井出先生に、「チャコさんは対象物ばかりに集中するクセかあるよねー」と言われました。
ん?と思ったワタシ。
確かに、文鳥周りのこと、指摘されました。
過去のお教室で、金魚の周りに水草描いたら?とアドバイスされたことも思い出しました。
実はこの話し、すごーく深いのです。
問題や気になることかある時に、そのことばかりに集中すると、、かえって上手くいかなくなる、みたいなのです。
その傾向が絵にも出ちゃうのですね!
詳しくはスタエフで話されているので、是非聴いてみてください。

そう言えば、、営業職の時、数字追わない方が達成してたなーとか、思い出しました。

ところで後日、私が黄色い方を文鳥の背景にしたわけがわかりました。
一時愛用していた「鳥さんのタロット」のカードが無意識に脳裏にあったようなのです。
パクったわけではないけれど、、、オリジナリティって難しいですね。
インスピレーションに沿って制作したつもりだったのに。

NORI SANのタロット
これは大アルカナの「力」


熊本のお絵描き教室は、空港近くの南阿蘇のbokettoさんという、素晴らしい会場で開催されました。
主催者のみなさま、本当にありがとうございました!


雨が降っていても気持ち良い
こちらのレンタルスペースでお絵描きしました

ありがとうございます!これからもお役に立てる記事を投稿していきます。