仕事と作業の違いをまとめてみた

あの人仕事できるよねー。
あいつ仕事できねーな。

などよく聞く。

が、そもそも「仕事」ってなんだ?
仕事のできる人って何?って思ったので自分なりに考えをまとめてみた。

きっかけ 

きっかけは会社のとある後輩が、新人に対してとある「作業」を教えているときに、あたかも「仕事」を教えているように偉そうにしていたことだった。

それは「仕事」じゃなくて「作業」であり、初めての人が知らないのは当たり前なので、それでマウントとっててお前大丈夫か?と思ったのである。

具体例


少し例で考えてみると

基本的に
・開発作業や運送などは作業
・顧客を満足させる設計考案や後輩育成は仕事
ここから、(ミスがなければ)誰がやっても結果が同じものは作業で、人によって結果が異なるのは仕事と考えられる。

また
・メールを単に返信するのは作業
・メールをいつどんな内容で返信するのかは仕事
ここから、言われたことをそのまま対応するのが作業で、自分で考えてやるのは仕事と考えられる。

仕事とは

でもそれだけじゃ何か足りない。

営業が顧客と飲みに行くのはなぜか、
席替えや会議の言葉一つ一つを気にしないといけないのはなぜか。

それは仕事に人間関係が必須だからだ。
作業は一人でするものだけど仕事は一人でやるものではない。

そう、仕事とは人間関係でもある。

自分が担当しているタスクだけやっているのは、作業。
自分が担当しているタスクだけでなく、他のタスクや他人の影響も考えてやるのが仕事。

何も考えずにやっていけば身につくのが、作業。
自分で考えていかないと身につかないのが、仕事。

例えば技術者でいうと、
言われた通りに製品やソフトをつくるのは作業。
言われたことに対して、あらゆるリスクを考慮したり、作業の見積もりをして順序を考えたり、目的を考えたりしながら作業をするのが仕事。


初めに述べたような、作業ができない新人などを下に見る人が多いが、それは日本語のできない幼児などにマウントをとっているのと同じ行為だ。

まとめ


つまり仕事とは簡単にまとめると下記と思われる。

・人間関係
・他人の影響範囲やリスクなどを考えてやる作業
・人によって結果や成果物が異なる


なので、仕事のできる人とは

・人間関係が良好な人
・想像力があり適切なタイミングで作業の対応ができる人
・期待値以上の結果をだせる人

かと思う。
超ざっくりで分類したが、割と思いつくままに書いたので、またいずれ整理したい。


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