努力しても上手くいかないとき、「自分はダメなのかな」と落ち込んでしまうときってありますよね？そのせいで、自分の能力を見せつけようと躍起になったり、あるいは失敗を恐れて難しいことに挑戦できなかったりするんですよね。ボクには、そういうことが何回もありました。今でも、そうなってしまうことがあります。

この本を読んで、２つのマインドセットによって、成長か現状維持かが分かれることを知りました。

困難にぶつかったときこそ、マインドセットの持ちようによって次の行動が変わってくるそうです。
硬直マインドセットの人は、自分の能力を誇示したがる傾向にあるので、ちょっとでも上手くいかなかったらモチベーションはダダ下がりです。特に、「頭が良い」と能力を褒められると、自分を賢く見せようとして愚かな行動に出てしまうのです。
一方で、しなやかマインドセットの人は、失敗から教訓を得て努力しようとするので、心はなかなか折れません。特に、「真面目に頑張っているね」と努力する姿勢を褒められたら、より難しい問題に挑戦し、失敗をも乗り越えて自分を成長させようとするのです。自分にはまだまだ伸びしろがあると信じているからでしょうね。

アクションプランとして、困難にぶつかったときは、まずは現状と自分の気持ちを紙に書き出そうと思います。状況を客観視して頭を冷やせば、その経験から得られる教訓と次の行動を整理しやすくなるはずです。そして、自分に「ナイストライ！」と言ってあげたいです。