モデル/レンタル彼女PREMIUM/心理カウンセラー/結婚相談所助手/イラストレーター/西岡まゆ(@mayu_rkp)です。

こんにちは、エロめんどくさい女です

「エロのつくレンタル彼女？ひょっとして露出多めの服装でデートに来てくれるの？」
「ちょっとエッチなハプニングがあったりして」
そんな風に想像したアナタ、ごめんなさい。そうした要素は一切ありません。

イメージとしては「他の女性にはちょっと話しにくいことも、西岡なら受け止めて笑顔で聞いてくれる」そんな感じです。
（もちろんセクハラしていいよ、と言うことでは一切ありませんよ）

私のところへ来てくれる方は、既婚の方やパートナーシップのある方、婚活中の方も多数いらっしゃるのですが、
大多数が恋愛対象は異性なので、大抵そこでつまづいているパターンが多いのです。
異性のことなんて、わからないですもんね。

私の場合、根っからの女系家族に育ち、昔ながらの「性的なものは悪」という家庭で、食卓に流れるドラマでキスシーンになると無言でチャンネルが替えられるような…

もちろん年頃になっても家庭内で性教育がされることはなく、小学校の性教育で配られた生理用品のサンプルも持ち帰ってすぐにベッドの脇に押し込んで隠してしまったような…

生理痛が酷く貧血を起こしやすかった高校時代「婦人科に相談に行きたい」と言ったら
「嫁入り前の娘がそんな病院に行くなんて近所に何を思われるか！」と叱られるような…

私の中で「性＝完全なるタブー」として大人になりました

そうなると、胸が膨らんできてブラジャーをつけることすら恥ずかしくて汚いことのように思えてきました。
そんな私が恋愛したい、パートナーシップを築きたいと思ったとき…うまくいくわけありませんよね。
異性のこと、下手をすると自分の性のことすら汚いと教えられてきたのですから。

でも、カウンセラーとして沢山の人のお話を聞く上で、恋愛やパートナーシップのお悩みは尽きません。
性を知らないが故に相手を傷つけてしまったり、
本命の彼女に「折角の遊園地なのにどうして生理なの？」と言ってしまってふられてしまった、
性的同意がうまくかみ合わずトラブルに発展してしまった…なんて相談もたくさん聞きました。
でもこれって、性別が逆転しただけで何も知らなかった過去の私そのものだと思いませんか？

カウンセラーとしての最大のピンチです！

ええい！一転して性に興味を持とう！詳しくならなければと思ったんです。
（今思えば厳しかった家へのアンチテーゼも若干あったのかもしれませんが…）
友達に付き添ってもらいレンタルビデオ店やドンキホーテの暖簾の向こうに入ってみる（居合わせた男性客の皆様…社会勉強だったんです、ごめんなさいね）
性風俗で働く方（男女問わず）の話を聞いてみる、助産師さんや養護教諭の方のセミナーに参加する…
専門家に勧められた参考文献を読み漁る…
（今ではそういった相談も聞き、若年層へ性の講義なども担当できるまでになりました。）

すると、性って別に汚いものでもなんでもなく、人としてごく普通の欲求、営みであることに気付いたんです。
むしろ、折角異性と素敵なパートナーシップを築きたいと思っているのにそこで傷つく人がいるなんて絶対間違ってる！
小学校の月経教育の時に男女別の教室で講義を受けた方も少なくないと思いますが、その教室からずっと分かれたまま…世の中に男女がいるのにおかしな話だ！と思ったのです。

下心は、あって当たり前！

だから、あけっぴろげに何でもござれ！というわけでは勿論ありませんが、どんな人でも持っている「下心」は、持っていていいものだよ、と肯定したいなと思うんです。
レンタル彼女は一切性的な要素のないクリーンなサービスではありますが
「不妊治療をしていたんだけど辛くて…」とか
「実は昔風俗店に行ったんだけど…」とか
「性的にコンプレックスがあってさ…」とか
「道ならぬ恋をしてしまって…」とか
そんな話をしてくださる方も増えました。
そして必ず「こんなことを女性に話していいものか迷った、けど人に話せて嬉しかった」と晴れやかな顔をされます。

これは…きっと３０代のレンタルお姉さん彼女で、専門家である私だからできることかもしれませんが
「ちょっと人に話しにくいことだけど、誰かに聞いてほしいな」
って思う方がいましたら、保健室の扉を叩くつもりで、お話しにきてくださいね！

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