不器用

こんにちは、こんばんは、そしておはよう。アキです。
器用じゃない人は器用な人に憧れる。当たり前だ。だけど逆はない。

私は圧倒的に器用じゃない。
もの覚えは人よりも圧倒的に遅いし、
人が前にいた時、避けようとすると必ず人が避けた方向に避けてしまうし、
音楽を聴きながら勉強できないし、
ケアレスミスがなかったテストは無かったし、
嘘をついても必ず表情に出てしまうし、
スケジュール管理はできないし、
部屋の片付けだってうまくできないし、
ポケットから出したイヤフォンは絶対絡まっていて、解くのに一駅分要するし、
店員さんを呼んでも一発で気づかれる可能性は限りなく0に近いし、
自分の話をうまく伝えられたことだって一度もないし、
包装紙をきれいに開けれたことだってない、
鼻くそをほじくりながら本を読むのも、きづいたら文字列をなぞってるだけで、意識は鼻に集中している。

こんな不器用な私は想像する。
器用な人はどのように感じて、生きているのだろうと。
物事はある程度人並み以上にでき、しかもすぐにできるようになり、
音楽を聴きながら勉強だってできる。
人間関係のバランスだってきっとうまくやるのだろう。
器用な人は逆に、どんな悩みを持つのだろうか。気になる。
そして不器用な人に憧れるなんてこともあるのだろうか。

不器用だけど不器用を言い訳にしたくない。
パッションだけでも負けないように。
不器用が器用に転じることはないのかもしれない。
でも、やってみなきゃ可能性は0って何万回も使い古された言葉もある。
だから頑張ってみよう。
鼻くそをほじりながら、読書ができるように。

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