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【少年院卒から】みんな政治に興味を持とう

私が政治に興味を持ったのは、ライターとして新聞を書き始めてからだ。

選挙なんてどこの老人が当選しても同じだと思っていたし納税は否応がなで拒否権もないし、政治を学んだところでなにになると思っていた。

しかし、仕事で仕方なく政治記事を書くようになってから日本の腐敗した社会を見るのに面白さを感じた。

志高く政治家になった人間が時間と共に腐っていく様を見るのは、なんとも言えない笑いがこみ上げてくる。

今回のコロナを機に政治に興味関心を抱いた人も多いだろう。

また情報源のほとんどをテレビや新聞に頼っていた人が、ネットやSNSを利用する機会も増えた。

今日はそんな話をつらつらと。


自分の稼いだお金がどこの誰に渡っているか


会社員時代は税金も給料天引きだったから、納税しているという感覚があまりなかった。

手取り=給料という感覚の方が強く、自分がいくら納税しているかということにあまり興味がなかった。

しかし、フリーランスになるとそうもいかない。

毎年1月になると頭を抱え始め、3月には血眼になって確定申告に追われている。

未だに事前準備するという脳がない私は毎年同じように死にかけている。

毎月の収入から概算で納税額をはじき出す癖がついて、NISAやふるさと納税といった節税方法も覚えた。

税金を納めているという感覚が強くなると、自分の税金がどこでどのように使われているのか気になるものだ。

まずは自分の住んでいる市議会を調べてみると、クソみたいな老人が蔓延っているのである。

肩書きと権力と世間体だけで当選したであろう、やる気も改革する気もない口だけの老人たちだ。

「こんな奴らに飯を食わせるために税金を払っているんじゃない!」

と思ってから、私は欠かさず選挙に行っている。

そして、国会を見るようになった。

ネットやSNSで批判されている議員の発言内容や態度、逆に支持されている議員はどうして支持されているのかを知れる。

またテレビや新聞が持ち上げている議員とネットとの反応を見比べることによって、どこの政党がどのように活動しているかも分かるものだ。

左翼や右翼という言葉を聞いたことはあっても、私はその意味まで知らなかった。

だが、政治を勉強していると誰が左翼でどこの政党が右翼で、どのマスコミが国民を煽っているかまで嫌でも見えてくる。

そうなると、とても面白い。

私の払っている税金など微々たるものだが、彼らのキャバクラ代に消えていると思うと鼻で笑うしかない現状を感じた。

「この国には未来もないし、現在もない。」

それが今の政治に対する私の感想だ。

だからといって「税金を払いません!」という理屈は通らない。

こういう理由だから払わないよ!と言ったところで、税務署の職員には関係のない話だろう。

そこで、国民にできることがいくつかある。


腐った老人議員を野放しにしない


選挙に行っているのはほとんどが老人だ。

当選しているのもほとんど老人だし、70代が今日生まれてきた子どもの20年先を考えているのが日本の現状である。

選挙に行く老人はほぼ100%テレビと新聞から情報を得ているため、情報操作されやすい。

マスメディアは都合のいいことしか言わないし、議員から発せられる情報もマスメディアと手を組んでいることは今回のコロナで多くの人が感じただろう。

そんな洗脳された老人たちばかり選挙に行くから、日本は老人優位な政策ばかりまかり通っている。

「今さえ良ければいい、どうせそろそろ死ぬのだから後のことは知ったこっちゃない」

本気でそんな風に考えて、老人に手厚い保障ばかりが優先されるのだ。

彼らにとってネットやSNSの登場は厄介でしかなかったと思う。

今でもネット社会に「信用ならん」という老人は多いが、平気で嘘を書く新聞のどこに信用があるのか聞いてみたいものだ。

テレビや新聞というフィルターを通さずに一次ソースが手に入るネットでは、多くの人が真実を知れる。

パソコンを使うのが当たり前の世代には、ネット上の情報を精査する能力はある程度兼ね備えている場合も多いだろう。

テレビや新聞を鵜呑みにする以外、情報を手にする方法がなかった時代と違って今は自分の知りたいことをいくらでも調べることができる。

SNSで他人の上げている情報の中に本当のことがある場合も大いにあるし、逆に自分の信じたことが簡単にひっくり返ったりもする。

常に疑いから入ることを心がけていれば、盲目の老人のように騙されることもない。

日本の少子化に歯止めがかかるとは思えないし、出生率が上がったところで人口増加とはならないと予想している。

そうなれば税収が減るのは当然で、被害を被るのはそろそろ死ぬ老人ではなく私たち働き盛り世代である。

国会はYouTubeでも見れるし、今はほとんどの議員がTwitterなどのSNSを利用している。

最初は堅苦しくてつまらないと思うかもしれないが、タイプの顔や好きな名前、自分の趣味や仕事に当てはめて議員を観察してみることをオススメする。


匿名でいいから声を上げよう


「分からないし、興味もないからなにも言わない」

こういう人が腐った議員にとって1番都合がいい。

若い人も選挙に!と言っている議員は多いが、実際のところ選挙に来られると困る議員の方が圧倒的多数だろう。

某テレビ番組の出演者の自殺によってネット上の匿名性が議論されているが、すべてを実名にしてSNSをやる時代は絶対に来ない。

誹謗中傷に対処する法案はできても、実名じゃなければSNSをやらせないなど非現実的だからだ。

2ちゃんねるなどの匿名掲示板は誰でも作れるし、法案や法律に応じていくらでも変化していく。

ニックネームや匿名でSNSをやっている人が大多数だと思うが、ものは使いようだ。

誰かを傷付けるためにSNSを利用するのではなく、自分の意見を主張する場として利用すればいい。

間違いは間違いだと認めたらいいし、かといって、誰かの意見に無理に同調する必要もない。

「そういう意見もあって当然、でも私はこう思う」

自分の意思や考え方、ものの見方を発信していくことで、いずれ必ず同じ考えをしている人と出会うだろう。

日本はなんでも多数決で決まる国だ。

正解不正解が重要視されることはほとんどなく、マナーや常識も同調圧力によって決まることの方が多い。

「みんなそう言ってる」

これが大好きだろう。

起業にも言えることだが、思っているだけではなにも始まらない。

考えるだけなら誰にでもできる。

重要なのは、行動するか否かだ。

声をあげなければ誰も知り得ない。

声をあげ続ければ、人の目に留まる機会もできる。

自分は無知で分からないから、と諦めないでほしい。

その諦めをいいことに私たちの税金で遊び呆けてる議員が腐るほどいるのだから。


政治家と同じだけ企業経営者にも目を向けよう


これから先、国が国民を助けてくれるなんてことはほぼ有り得ない。

天変地異でも起こらない限り、日本の腐敗した政界が変わることはないだろう。

唯一の望みがあるとすれば、生活保護くらいだ。

コロナで受給条件が緩和されたから、ある意味で望みは広がった。

今回のコロナで、どこぞの議員より会社経営者の方が頼りになると感じた人は多いんじゃないだろうか。

会社経営者というより、お金を持っている影響力のある人物だ。

彼らの動きひとつで状況は大きく変わるし、救われた人も多いだろう。

議員からすれば面白くないだろうが、ぬるま湯に浸かって自分のことしか考えていない議員にできることではないのだ。

株の動きを見るとき、大抵の人は政治情勢や会社を観察する。

だが、よく考えてみてほしい。

政治情勢を動かしてるのは、人だ。

会社を動かしてるのも、人だ。

世界情勢に至っても、人が動かしている。

ということは、難しい記事を読むより誰かさんの言動を追う方が先を読みやすい。

誰がなにを言ってなにをしたか、それによって誰の動きが変わり、これからどうしようとしてるのか。

そんなことを観察していると、国の動きも把握できるようになる。

時間と余裕と意欲があるなら、英語の勉強をオススメする。

翻訳機能を介さずに彼らの言動を受け取れるようになれば、圧倒的に考えの幅が広がる。

私も始めたばかりだが、これはかなりオススメである。


国にとって都合のいい若者でいるのは終わりだ


国にとって若者は都合がいい。

政治には興味がないし選挙にも行かない。

でも納税はきっちり行うから、税収が減るわけでもない。

口うるさい老人さえ黙らせておけば、若者向けの公約など守る必要がないからだ。

だが、黙ってる方が都合がいいということは騒がれると議員にとっては都合が悪くなる。

ぬるま湯に浸かってのらりくらりやってきた議員にとって、痛いところを突かれるようなものだろう。

さぁ、痛いところを突きまくってやろう。

感じたこと、思ったこと、自分たちがこれから先なにを望んでいるのか。

もうすぐ死ぬだろう老人にではなく、これから先何十年と生きる私たちにとっての「良い国」を作るべきだ。



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