似鳥達磨

趣味で忍者をやっているVtuber。 何か長文を書きたくなったら書くためのTwitte…

似鳥達磨

趣味で忍者をやっているVtuber。 何か長文を書きたくなったら書くためのTwitterの延長みたいな感じです。

マガジン

  • 痛い話。

    なろう系みたいな小説書いてるやつ。 完結するまでは増やしません。

  • 俺の話。

    魂(中の人)としての俺の話。 日記とかそういうの。

  • Vとしての話

    Vtuberとしての似鳥達磨のお話。 設定や過去話等全てひっくるめてここ。

最近の記事

枯れ池の花梨

 私は、一人っ子だ。  母は幼い頃に他界して、父は私一人を養うために仕事をしている。  しかしある時、父も病で亡くなった。  親族の殆どは皆田舎の高齢者で、東京の高校に通っている私は、行く宛が無かった。 「あんれぇ、そういえば、東京に一人住んどる奴がおらんかったかぃ?」 「そうだぁ、枯池の坊主が住んどったっけなぁ。」 「んでももう何年も帰って来ねぇで。連絡はしてみっけんども、カリンちゃん、明後日から学校だべ?明日には東京戻らねぇけらいかんべな。」 「それでも、私、東京の高校に

    • 在り来りという主観

       朝、心地のいい曲のアラームがけたたましく鳴り響く。  時刻は昼過ぎを差し、仕事の支度をしてパソコンに向かう。  通勤電車は酷く混み合い、交差点で横切る車を横目に、横断歩道を渡る。  会社に着くなり部長からの嫌味をコーヒーで飲み干し、右ストレートの罵声を浴びせる。  いつも通りの楽な仕事を急ピッチで進め、定時で帰る皆を見送る。  終電間近に会社を出て、居酒屋で一杯引っ掻けてから、コンビニで買ったビールで弁当を食べる。  友達と朝までゲームをして、翌日の仕事に備えて布団に潜る。

      • トーク?話術?

         会話って、難しいよね。  うまく話がまとまらなかったり、何を話してるのか分からなくなったり。  聞き手としても、「結局何が面白いの?」となることもあるんじゃないかと。  そこで今回は、俺が思う「トークの仕方」というのを綴ってみようかなと思います。  では早速ですが、上手いトークの仕方とは?という疑問について解説していきましょう。 ズバリ、研究論文です。  余計に疑問に感じた人も多いかと思われますが、これについて説明をしていきましょう。  大学で卒業論文を書いたことがあ

        • VRChatの世界に転生した男の話

           現実は小説より奇なり、という言葉をご存じだろうか。  今の時代、異世界やゲームの世界に転生する話などがありふれているが、あくまでそんなのは作り話に過ぎない。  …と、思っていたのだが。  「俺は…」  ついさっきまで、仕事で疲れ果てた身体にむち打ち、暗い夜道を歩いていたはずだった。  が、俺が居るのは、VRChatの世界だった。  何年ぶりだろうか。俺は勤めていた会社から異動になったが、異動先の部署は所謂ブラックだった。  二日、三日間は会社に泊まり、帰ってからも数時間寝

        枯れ池の花梨

        マガジン

        • 痛い話。
          7本
        • 俺の話。
          6本
        • Vとしての話
          2本

        記事

          俺が思う作曲についての話

          作曲と聞くと、かなり難しい物のように感じる人も多いかもしれない。 リズム、メロディ。音階?和音? さて問題です。 音楽に絶対的に必要な物とは何でしょうか。 答えは"音を楽しむ心"です。 「ハァ?」と思った方も居るでしょう。 まぁ落ち着いて。 それをこれから解説しましょう。 まず始めに、ここに一つ、曲があったとしましょう。 何でも構いません、どうせこれから解体されますから。 では手始めに、その"曲"から、音階を抜いて見ましょう。 そうですね、適当に太鼓の音にでもしてみま

          俺が思う作曲についての話

          "誰でもない。"(短編)

          『全国の人殺し諸君。…否、己の手を汚さずに、人を死へ導く死神。神と称する事すら忌まわしい!』 大都会、中央都市の大型モニタービル群に映し出されたのは、仮面を着けた謎の男の姿だった。 『嘘を吹き込み、他人に人殺しをさせた者。噂を流し、人を自殺に追いやった者。人によっては毒となる物を与えた者。無自覚に人を殺める人殺し共。貴様らにはいずれ、裁きが下るであろう。全ては、我ら、"ハーメルン"の手によって…。』 そう言い残し、モニターはすぐに元に戻った。 この出来事は瞬く間に拡散さ

          "誰でもない。"(短編)

          淡々と。

          恋愛とは甘いものだ。 が、実際はどうだ。人間関係、更に言えば男女という複雑な関係をより密接に、凝縮したものが恋愛のそれだ。 甘いもあれば苦いもある。コーヒーゼリーのようなものだ。 そんな苦い想いばかりしていると、それとは正反対の甘い物語を欲するだろう。 恋愛小説?青春アニメ?いいだろう。例えるとするなら、ホイップクリームだろうかり コーヒーゼリーにホイップクリーム。 いい完成形じゃないか。 創作というものは、人々が『こうでありたい』や、『こういう物が見たい』という夢を描いた

          ピッチ・ドロップ(夢小説)

          ※注意※ 本ノートは妄想のみを連ねたウマ娘の二次創作です。本編のキャラクター、及び実在の競走馬とは一切関係がありません。 また、念のためオリジナルウマ娘に置き換えてあります。ご了承ください。 『ゴールイン!!見事、URAファイナルを制したのは…』 これは、競争だ。順位がある以上、勝利に対して、必ず敗北が存在する。 当然ながら、ただ意味もなく敗北した者に当たるスポット等、存在しない。 これは、とあるトレーナーとウマ娘の、誰にも語られることの無かった、悲劇の記録である。

          ピッチ・ドロップ(夢小説)

          俺とポケモンダイパの思い出。

          ちょっとだけ小説風に書きます。そんな気分なので。 15年前。 ポケットモンスターダイヤモンド・パールが発売されたのは、2006年のことだ。 当時小学四年生だった俺は、未だにポケモンを育てるのが下手くそで、一匹だけを育てては、タイプ相性でボコボコになっていた。 そんな中、ネットサーフィン中(小学四年生にしてネラー)に、とあるポケモン攻略サイトにて、ポケモンチャットなるものを発見した。 そこでチャットしている人を眺めていると、一人が「見てるだけじゃなくて入って来なよ。好きなポ

          俺とポケモンダイパの思い出。

          唐突に推理物を書きたくなってきた。

          この世界には、数多の謎と、数多の事件が存在する。 そして、その数だけ、真相と犯人が存在する。 「先生!いらっしゃいますかー!先生ー!」 ドンドンと力強くドアを叩く音がする。 「むにゃむにゃ…」 そんな音すら耳障りになること無く睡眠を優先するほど、私は眠気に抗うことが出来ない。 「全く…入りますよ、先生!」 そう言って彼女が入ってきて、流石に私も身体を起こした。 「ふゎ…勝手に入るなといつも言っているだろう、カティ。」 「先生が仕事もしないで寝呆けてるからこうして怒りに来るん

          唐突に推理物を書きたくなってきた。

          オリジナルキャラ「〝魔女〝」について

          はい、今回はVtuberの、所謂「中の人」としての記事となります。 苦手な方はバックしてくださいね。 では改めまして、今回は、似鳥達磨のオリジナルストーリーに登場する「〝魔女〝」について、詳しく解説していこうと思います。 そもそも「〝魔女〝」とは?というところから。 一言で言うなら、彼女は、似鳥達磨が転生した異世界(バーチャルの事)の、偶像等の憑喪神を司る女神です。 達磨、こけし、顔付きのカボチャ、クルミ割り人形、マトリョーシカ。 こういった、顔のついた作り物、尚且つ大切

          オリジナルキャラ「〝魔女〝」について

          異世界狩人飯 #2

          前回の続きです。 自分で書いてて割りと気に入ってます。 「金の丑亭へようこそ。好きにかけていきな。」 俺は(女神に圧をかけられて)ミノタウロスの迷宮を攻略すべく、近くの村で情報を集めることにした。 情報を手に入れるのに手っ取り早いのは、やはりこういう居酒屋的な店だろう。 流石街から遠く離れた村。あちこちガラの悪そうなモヒカンとかが多いな… 「どうも。この村の方ですか?」 「あん?ボウズ、旅人か?」 おぉ、怖い怖い。元の世界と違って法律とかが無い分、いきなり殴られるなんてザラ

          異世界狩人飯 #2

          異世界狩人飯#1

          あの頃みたいになろう系的な小説を書きたいな~、なんて思いつつ。 というわけで今回は、思い付きでつらつら小説書いてくだけのnoteです。 別にたいした事は書かないので、お暇な方だけ見ていただければと。 ↓以下なろう的小説↓ 「はぐっ…はむっ…むぐ…んん…ごくんっ。」 旨い。やはり獲れたての新鮮な肉は最高だ。 手持ちの少ない調味料をケチっても、かなりいい味が出る。 しっかりと血を抜けば、魔猪だってこの通り。 「はぐっ…んぐっ!あちち…」 少しかじっただけで濃厚な肉汁が溢れ出

          異世界狩人飯#1

          ブログという文化

          noteって、何か似てますよねーって。 というかブログなんでしょうけども 俺も昔は、ヤフー辺りでブログと称して痛い小説を投稿したりしていました。 もうとっくにサービスも終了、黒歴史は電子の虚空へと消えていった訳です。 …が、こうしてまた始めて、しかもまた痛い小説的な物も書いてみたいと思っている辺り、何も学習していないと言われたらごもっともなんですが。 さてさて今回は大した話はありません。 何か書きたいと思って思いつきでつらつら綴るだけ、所謂チラシの裏ってやつです。 ブロ

          ブログという文化

          ※ネタバレ注意※映画のモンハン感想と考察

          まぁ感想、考察ってほど大した話でもないですが。 ネタバレって部分に関しては気にする人も多いのではないかと思いますので、見る予定の方はここで回れ右することをオススメします。 よろしいですかね。 さて、話の冒頭部分から見てみましょう。 モンハンワールドのキャラ達が登場人物として起用されていますが、恐らくゲームとは別の世界線…或いは、ゲームよりも数年後の話ではないかと思われます。 故にここは、シュレイドやドンドルマ等のある「現大陸」が舞台であるとも考えられます。ここは断定できま

          ※ネタバレ注意※映画のモンハン感想と考察

          自己紹介?のようなもの。

          俺、似鳥達磨(にとりだるま)! 何処にでもいるごく普通のVtuberさ! …ではなく。 ご存知の方は毎度どうも。 初めての方は初めまして。 落語やら昔話やらを中心に、とか豪語してた癖に歌ったりゲームしたりと、自由気ままにVtuberやってる者です。 最初はダルマだったのに、人型でやり直したくて立ち絵をガラッと変えたりと、本当に自由です。 さて、前置きが長くなりましたが、こちらのnoteでは ・Twitterで語るには長い物 ・少々メタい設定の話 ・映画やゲーム等において

          自己紹介?のようなもの。