軽いうつでイライラ パイロット版

若干だがちょっと気温が低くなっていないか?
まあ、暑いよりはよいが、そのせいか、軽くうつになってきた。
もはや「うつっぽい」と書いてもだれも同情してくれない時代になった。
私の周囲でもかなりの人が「眠れない」と睡眠薬を処方してもらっているし、ひどいうつになった人もいるし、軽いうつになった人もいる。

以前、
「こんな世の中ぜったいおかしい、だれもがみんな精神がふつうではなく、だれでもかれでも心療内科に行くような社会はおかしいのではないか」
とネットに書いたら、

「そんなことはない。『気分があがらないのは気のせい』、『おまえの根性が足りない』、『気力でがんばれ』という時代から変わり『うつ』を中心とした精神的な不調が可視化されたので、むしろいいことだ」
というコメントが付いた。

私が言いたいのはそういうことじゃないんだよ!!
なんでわからねぇんだよ!!

たとえば「花粉症」が「ただの鼻づまり」としてしか認知されなかった時代があったとする。
それが医学的に「何らかのアレルギー症状」だと認められ、病院に行けば薬がもらえるようになった。周囲も「花粉症なんです」と言えば、認めてくれる。
確かに「進歩」だ。

私が言いたいことはそういうことじゃないの!
なんで「花粉症」がなくならねぇのか、ということが言いたいんだよ!!
もちろん「たとえ」で、この場合は「うつ」のこと。

「うつが社会的に認知されるようになったんだからありがたく思え」というのと、「なんでこんなにうつが蔓延しているんだ? おかしいじゃないか」という私の主張がいかにすれ違っているかは、このnoteを理解してもらえることと思う。

本当にこういう的外れなリプライが付くとガッカリする。
「いや本当はそういうことが言いたいんじゃなくて……」と説明していいかどうか迷うのだ。
そういう勘違いをする人は、説明してもピンと来ないことが多いから。

季節の変わり目には、私はうつっぽくなりやすいのだ。

あと「軽症うつ 治す」などで検索すると、
「細かいことにクヨクヨしないこと」というのがよく出て来るが、
「クヨクヨしたくなるような細かいこと」は、たいてい当人にとっては大きな事件なので、個別具体的に観て行かないと、「細かいことをいちいち気にするな」と言われたって、単なるお題目、絵に描いたもちにすぎないことも指摘しておく。

「スキ」(ハートマーク)押してもらうと励みになります。
「虚空に向かって叫んでいるわけじゃないんだ」って、小さい希望が持てますので。

おしまい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?