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経験と成長

経験を通じて成長する。
これは確かだけど、何でもとにかく「経験すれば良い」か、と言えばそうではなく。

経験の価値を高める方法がある。

漫然と「関りを持った」「参加した」だけでは体験はしているけど、ごく一部。

実際に、例えばイベントの裏側まで理解しようとすれば、自分が主催者になるか、仮想主催者として疑問点や質問をぶつけ、意見交換したり、目を皿にして見ていくしかない。

そう、主催すれば絶対に「主体的」に関わるしかないし、どれだけ広く、深く、多く事案が発生し、成立しているかが解ってくる。

大学スポーツにおいては、主催に準じるならばキャプテンや主務などの役職も大きいし、何らかの係をやっていくのも"経験"となる。

また、変化の少ない組織やイベントより、どんどん大きくなったり、変化していく方が"経験"も多様に渡って出来ることが多い。

「主体的に取り組む」の重要性がここで出てくる。


アスリートならレースに出場するだけの選手と、その周辺を理解できるかで差が出てくると思う。以前にもセカンドキャリアについてのエントリーを書いたが(「何でも出来る人と、セカンドキャリア」)、そもそも"ファーストキャリア"において漫然と過ごした人と、色々考え、裏側まで理解しようとしてきた人では全然違う経験、形成をしているだろう。

大学スポーツでも同じく、ただ競技をやっているだけの人と、様々な"経験"と学びを経てきた人では競技力はともかく、総合的な成長は必ず変わってくる。私はそういった"場作り"と"成長"、"意識作り"を大前提に指導に当たっている。


どうせ、経験をしていくならとことん"深く"、"大きく"、"広く"、多様に渡って経験する。関わってみる。そうして自分の器を大きく育み、能力を磨き、成長していくと良いと思う。


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