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相棒が引退?愉快なコーヒーライフを我慢するのかな

 QOLを維持する、大切な相棒がどこかに行っちゃう。そう、コーヒーメーカーが壊れちゃいました。その噂の相棒は象印のEC-CB40です。今日は無くなって分かる、大切な相棒の仕組みなどのお話です。

相棒との出会いはこちらをご覧ください。

相棒の異変

電動ミルとドリッパーが相乗りした相棒。この良い感じのコーヒーメーカーから毎日、やる気の素を頂いています。定番の豆から、ロースターさんがイチオシして下さる豆、愉快な仲間があちこちから手に入れて持ち寄ってくれる豆を挽いて、香りを楽しんでいます。

しかしある日、電動ミルが全く動かなくなってしまいました。。。

出口に向かった後ろ姿は、待って!と言いたくなる心境。その出口の先は燃えないゴミですよね。

電動ミルの仕組み

コーヒーメーカーの向かって左上がコーヒーメーカーです。珈琲豆をここに入れます。フタを閉めるとこんな感じ。

そして、オレンジ色の丸印のボタンを押します。

仕組みをご理解頂くために、ミル部分を取りは外した様子がこちらです。

ミルの部分は、取り外せて丸洗いできるようになっていて、便利、清潔、さすが相棒です。

ミルを取り外して、本体を見てみましょう。ミルの下には銀色のプロペラのようなものがあります。これが回ってミル内部の金属の羽を回して、コーヒー豆を粉砕することで、豆を挽く仕組みです。

ミルは先程の丸印のボタンを押すと、ミルの下から爪楊枝のような棒が下向きに出てきます。ミルに付いているボタンは電動ミルのスイッチではなかったのです。ただ、爪楊枝を押し出しただけ。

そして、爪楊枝のような棒は、ミルの下の本体に有る小さなスイッチ(上の写真の丸印)を押すことで、プロペラの電源をオンオフしていたのでした。

この複雑な仕組みのおかげでミルは取り外して、心おきなく水洗いできるのです。

因みにこの構造全体は、ミルを本体の上に置くだけの簡単構造。しっかりとロックしないと銀色の羽と、ミルの羽がぐらぐらしちゃう不安にかられます。あまりにも脆弱。

でも良く考えられています。ミルのボタンを押す時にミルの上から押さえやすく、その手の指でボタンを押すことができます。使う人にしっかりと固定させる想定なんだ! と気が付きました。

相棒の様子

電動ミルは動かないのですが、水タンクの水を温めてドリップする部分はなんにも問題なく動きます。粉になったコーヒーなら頂けます。

この水タンクの構造や素材にも相棒の良いところが詰まっていて、どれだけ好きなのよと言ったところですが、また今度のお話に。

出口のその先に

結論を言いますと、メーカー保証で修理して帰って来ました。

出会いから一年以内、普通に使っていただけなので、無料修理です。それでも2、3週間かかります。

手動ミルを買い足すかな。家に有るから、2つ目を買うのもなぁなんて逡巡していたところ、あっと思い付きました。

この先、サーバーをつい濡れた手が滑って割ってしまう苦難や、水タンクがどうにかなってしまう試練、カルキ抜きフィルターを交換したくなる衝動に駆られても、全てが専用品で形が大事、他の何かで代用が効きません。メーカーさんから専用のものを買う必要があります。

これらを乗り切るために、もう4,000円弱をかけて、全く同じ機種のコーヒーメーカーを買いました。

なんてことないです。どれだけ好きなのよってこと?いえいえ、高級ドリッパーじゃないですよ。4,000円の一般庶民入門用?のドリッパーですもの。

もちろん色々な部分が気に入っている事が大前提ですけど。

あの政府専用機はそっくりさんが有り、どこへ行くにも2機が一緒に動いているそうです。一機に問題が起きたら、さっともう一緒に乗り換えて、公務を続ける事ができるそうです。

 私達は、「あっ電車が、遅れてすみません。」なんてことがありますが、天皇陛下が飛行機が遅れて、なんてことにならないように、万全の体制なんですね。

私のコーヒーメーカーにその体制が必要なのかと聞かれると、「ええまぁ」と即答です。

今日はここまでに。

コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。