第三十八回 過去を許せる自分になりたい

こんにちは、なかむらまことです。
前回の記事に「スキ」を付けてくださった方々、ありがとうございます。

さて、今日はドラマをみていて思い出した話。
正直古傷をえぐるような話で、見ていて少し気持ち悪くなりました笑
だからちょっと改めて書いてみようと思ったわけでございます。


1.共感

さきほど録画しておいたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』第二話を見ていました。
そのあらすじをさくっと言いますと、
弁護士陣(竹内結子ほか)はとある広告会社から依頼を受ける。元派遣社員の女性・佐藤(成海璃子)からのリークにより、会社所属トップクリエイター・谷(波岡一喜)のセクハラ疑惑が報道される。さらに彼女はこの事件を告発する暴露本をだすため、会社は謝罪拒否(セクハラは一切ない主張)とその本の出版停止を要請する。


※ここから先には、第二話のネタバレを含みます。

次第にこの元派遣社員の女性・佐藤とクリエイター・谷はもともと恋人関係だった、ということが明らかになります。
とはいえ、セクハラに加えパワハラもあったことが判明します。
その二人のいざこざが表に出、セクハラ報道に繋がり、会社まで巻き込むことになっていたのです。
そのことを弁護士(竹内結子)が指摘するも、佐藤は出版停止を拒否、その際に元恋人だった谷に向かって言った言葉が、

「少しでも彼のことが好きだった自分が許せない」

さて、物語の結末については見逃し配信等で見ていただくとして、
この言葉に私、思いました。

うわあああすげ~わかる!!!わかりみが強い!!!

2.佐藤さんと同じところ

以前から記事で何回か触れていましたが、
私には一度だけ恋愛経験があります。
この作中の佐藤さんと同じく、会社の上司と付き合っておりました。
しかし結果、そのことで私は職を辞する展開になりました。
さて、今回この社員である佐藤と私と同じところは、

・パワハラセクハラ
プライベート・仕事でも機嫌の悪い時は一切口を利かない、会議に呼ばない、私からの仕事をやらない、ホウレンソウがない、ホウレンソウを無視する……
まぁあげればきりがないほど出てきます。
セクハラは、触られた、といった問題ではなかったのですが、
ここに書くことも嫌なことをされました。
プラス、私はモラハラもありましたが、
彼女の「一日中正座」とかもモラハラにあたるんじゃないかと思います。

・「少しでも彼のことが好きだった自分が許せない」

私も決して最初から相手のことが嫌いだったわけではありません。
好きだった瞬間もいっぱいあった。
しかし上記にかいたことをされた今、あんなふうに思っていた自分が気持ち悪くて仕方ありません。
あれからだいぶ経ったのですが、いまだにバカな自分が死ぬほど許せません。

3.佐藤さんと違うところ


・「別れてほしい」と言っていない
作中、佐藤さんは「別れてほしい」と告げたところ、部署移動をされられたといっていましたが、
私は会社にいたときは別れてほしいといいませんでした。
何故なら、別れた途端に仕事がうまくいかなくなることがわかっていたからです。
とはいえ、「別れてほしい」と言われたところで、相手には部署移動させられるほどの権力は持っていなかったのですが笑
私の場合は、部署移動するにはどうしようにも段階が多すぎて面倒くさくなったということがあります。
会社にこの状況を説明することも嫌でした。
仕事も辛かったし、「まぁやめていいかな」と思っていたので、やめました。

・おそろいのアクセサリーはつけない
作中の佐藤さんは、かつての恋人・谷がつけていたアクセサリーと同じものをつけていたことで、
主人公たちは二人が恋人関係だったことを確信しています。
別れた男と同じアクセサリーなんて私ならつけませんけどね。
でも一言加えると、今も持っています。
捨てるのはもったいないなあと思いつつ、
そもそもペアルックもので純金やシルバーではないため、売れないなあと内心がっくりしています笑

4.過去を許せる自分

そんなこんなで、ドラマを見て自分と重ね合わせていたなかむらでした。
このドラマのストーリーも3年前~去年あたりに判明したパワハラ、セクハラ騒動をまとめたようなお話でしたね。
だからこそ、私みたいに共感している人はもっといっぱいいるのではないかな。
あと上記でふんわりと会社辞めましたって書きましたが、
当時の私の状況はこんなサクッと書けるような状況ではありませんでした。
そこだけ強く伝えておきます。

とはいえ、久しぶりにこの話を書いていて思ったこととしては、
私が過去を許せるようになるにはまだまだですね。
相手と自分を恨み続ける日々が続きそうです。

それでもいつか過去の自分を許せる日がきたら、
その日は今までのどろどろの過去を塗り替えた最高の日になるんじゃないかと思います。

そんな日がくればいいんですけどね。

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