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EmeraldはWGTでのMASSAN x BASHIRYに向けて特訓中

 しばらくクラウドファンディング企画の内容ばかりになっていたので、Emeraldの最近の動向について書いていきます。

フライヤーを勝手に作ったらBashiryさんが使ってくれて嬉しかった。もっとイラレを覚えたい。

この日はアコースティックセットでのライブです。アコースティックセットは実は大好きな形態です。バンドセットはがっつりしっかりとしたライブハウスでの音響に耐えうるものとして構築してるので、レストランや小さめの箱などの音響に合った形に構築したのがアコースティックセット。

この形態は演奏の細かい部分を楽しめるばかりではなく、「場所」に溶け込む演奏を楽しむことができます。

この日はCINRAのCROSSING CARNIVALに出演した後にダブルヘッダーで渋谷HOMEの投げ銭イベントに。出し切った後の良い力の抜け具合です。サックスに松崎和訓を入れてやりました。

昨日のスタジオでは今までやったことのない曲をアコースティックセットでやるので、アレンジを練っていました。いい感じです。

MASSAN x BASHIRYといえば、ラッパーのマッサンとbohemian voodooのギタリストとして活躍するバシリーさんのユニットです。僕は先日A-Bridgeで行われた彼らのイベントを見に行って、そのフリーキーかつアットホームで即興性を取り込んだステージに大いに魅了された。大人の色香の漂うマッサンのフロウはとてもメロディアスで、非常に伝わりやすい。バシリーさんはリズム感が非常にいいのでアコースティクながらとてもノリやすい。聴き手が感じ取るフィーリングをイメージしながら、自分たちのグルーヴをひとつひとつ大事に積み上げて来たのがお客さんの表情を見るとよくわかる。2/17のWGTではshowmoreを始め数多くのバンドでキーボードをプレイする井上惇志も一緒に演奏するということで、とても楽しみ。

MASSAN x BASHIRY プロフィール
ヴァイナルを巡る針から響いてくるような独特の肉声感と抜群のフロウで形成された Massan の RAP と歌心。 砂まじりのザラつく弦の旋律と会場に漂わせる哀愁感を全身で掻き鳴らす Bashiry のギター。互いの才能 に偶然にも気付き出逢ってしまった2人は、言葉よりも先にストリートライブへと飛び出す。 2014 年 6 月 MASSAN×BASHIRYとしての 1st アルバム「Timely」をハピネスレコードよりリリース、そして 2016 年 10 月 19 日、Playwright より待望の 2nd アルバム「阿吽」をリリースする。 1MC & 1 ギター、この 2 人だけ によって放たれるインタープレイは、教科書にはない全く新しい“音楽のカタチ”を提唱する。

さてWGTはどんな会場かというとですね。

こんな雰囲気の隠れ家レストランです。駅から少し歩いて向かうその道すがら、頭の中いっぱいにこの会場を思い描く時、なんともいえない東京暮らしの幸せを感じるんです。とってもおしゃれなのはさることながら、ご飯がとても美味しい。コンクリート打ちっ放しの開放的な空間に、映画を流すプロジェクターとオープンキッチン。何より素晴らしいスタッフの雰囲気。僕は鉄板焼きとハンバーガーがオススメですが、パスタも美味しそうだなといつも思ってる。ゆったり座れるソファもあります。

演奏環境はというとですね。打ちっ放しの会場は音が反響してまとまらないことも多いのだけど、先日見に行った際に機材がまた少し変わっていて、より会場にあったサウンドがデリバリーできるようにアップデートされていた。

ここで見たライブで一番気持ちよかったライブは、友人のNozomi NobodyがEmeraldの中村と高木を率いて行われたぐるりと観客が彼女を囲むスタイルで行われたライブです。照明が持ち込みだったのもあって、とにかく雰囲気が素晴らしくて、僕は港町のバーで歌姫の歌声に酔いしれる屈強な漁師のような気持ちになって聞いていました(??)。

-Dinner Liveの魅力-

ライブハウスでみる音楽ももちろん最高なんです。バンドがいい演奏さえすれば、あとはお客さんの気持ち次第でどんな場所も最高な場所になるんです。でもご飯を食べて、お酒を飲んで、座って、ちょっとおしゃべりも楽しめて、アーティストが近い距離にいる、こういう場所は特別だったりします。なんというか主役が演奏者ではなく、お客さんのような雰囲気がね。

生活と音楽の接点は様々あれど、こうした場所で音楽を楽しむことが増えてきた時、自分は大人になったんだなと思う。いいものだなって思う。

体一つで、外食を楽しむ気持ちでお店に行って、音楽のある空間で過ごす。なんならその演奏者の歌に心癒されて、いい気分で帰る。帰り道が楽しくなる。

昔は応援するアーティストを、遠くから熱視線を送って熱いエールを送るような青春だった気もするし、そういう人たちは果てしなく遠く高く見えた。でも年を経て、音楽をやっていると、そういう人たちも同じ人間で、毎日いろいろなことを頑張っていてですね。狭めの会場で近くで歌を聴いていると、演奏者とお客さんという垣根のようなものが見えなくなる瞬間があって、その時にその音楽が、自分の時間のサウンドトラックになっていく。暮らしの一部になるような体験をすることになる。

翌朝目が覚めて、朝日を浴びる部屋の中で、昨日聴いた歌を聴き直すと、その時は気づかなかった様々なことに気づいたりもしてですね。「また聴きに行きたいな」となるわけです。同じ人間なんだなと、頑張ろうという気持ちにもなるわけです。

そんな一夜を、僕らEmeraldも作れたらと思うんです。

どうか見にきてくださいね。

お待ちしてます。

以下のリンクの予約フォームよりお申し込みください。
https://goo.gl/forms/9LoZu1K7KSu9LhkI2

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たまにはバンドの活動もちゃんと報告していきます。

それでは今日も良い音楽ライフを!!!

Emerald / Maypril Records 中野陽介

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