見出し画像

おうちシネマのススメとAmazon prime 7選


映画がすきです。

自分の中の小さな世界だけでは、好奇心を満足させることができなくて、誰かの作ったものに触れるという刺激が欲しくなる。
2時間くらいの逃避行で現実から離れられて、誰かの人生を覗き見れるなんて最高。

美しい画面、余韻のある映画と衝撃的な作品がすき。

今年はなかなか映画館に行けなかったけど、お友だち(みいこ)とリモートでのおうち映画会”おうちシネマ”を週に1回程度開催していまし。

待ち合わせ時間を決めて、会った時とおんなじような感じで電話で喋ったり、時にはテレビ電話にしてみたり、それから映画を観て、そのあとまた電話で喋って。

今日の夜はデートだから!みたいな気持ちで仕事も頑張ることができた。
映画を見るという口実で他愛無いお喋りもできるし、映画も観れるし、メリハリのある生活もできる。いいことづくめ!

みいことは関東と関西で距離ができてしまったので、なかなか会えなかったけど”おうちシネマ”のおかげで今年は距離をあまり感じなかった。もちろん直接会いたいけれど。

見たい映画はたくさんあったけど、お互いがAmazonプライムに加入していたので、まずはここから制覇していこうということになった。

今現在で観た映画は22本。
その中でのおすすめをご紹介します。
(順番は最近観た順です。)

①ラブ・アクチュアリー

9人が織りなす愛の形を描いたイギリスの群像劇。監督は脚本家出身のリチャード・カーティス。熟年夫婦や英国首相など、さまざまな立場のキャラクターが登場し、それぞれの“愛”を模索する姿をユーモラスに描く。

クリスマス前のこの時期に見て欲しい!登場人物がたくさんで、9組それぞれの愛の形があって、こころがあたたまるとはこのことか、というくらい、じんわりうれしいみたいな気持ちになった。
老いも若きも、職業も、言語も関係ない、人間らしいキャラクターたちがすごく魅力的だった。

②走れ、絶望に追いつかれない速さで

青春時代を共に過ごした、たった一人の親友・薫を失ってしまった漣。描き遺された絵には薫の中学時代の同級生・斉木環奈の姿があった。薫にとって大切な存在であり続けた彼女にその死を知らせるべく、漣は薫の恋人だった理沙子とともに彼女の元へ向かうのであった…。

喉の奥からぐっと湧いてくるようなこの感じをエモーショナルと言わずに何と言おう。
映像の美しさも、音楽の雄大さも、語らずしてみせる演技も、すべてが良かった。
取り止めのないひとことが脳に焼きついて、ずっと忘れられなくなる。
意味ありげなことばは、実は案外からっぽだったりして、そんなことってあるよね。むしろそんなことばっかりだ。
このタイプの映画がとても好みです。

③シング・ストリート 未来へのうた

『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。

最高ー!すてき!
難しいことは考えなくてオールオッケーなハッピーさ!
その背景には貧困とか、いろいろあるのだけど…
かわいい女の子に近づくためにバンド組んじゃうとかめっちゃ青春〜!
音楽とのマッチングもとても良かった!

④パターソン

ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。彼の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、乗務をこなす中で、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書きとめていく。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。そんな一見代わり映えのしない毎日。パターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いと共に描く、ユーモアと優しさに溢れた7日間の物語。

特に何にも起こらない、ちょっとくすぶっている毎日が続いている様子が、絵画のように美しく描かれていて、それがすごく良かった。
なんにもない日々が映画になっていた。
だから、日々を大切にしようとか、そういう意気込んだかんじじゃなくて、「アーハン」くらいの気楽さでいきたい。
パターソンが表紙のPOPEYEも、もちろん買いました。

⑤メメント

強盗犯に襲われて妻を失い、頭部を損傷し、約10分間しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になったレナード。彼は、ポラロイド写真にメモを書き、体中にタトゥーを彫って記憶を繋ぎ止めながら、犯人を追う。実在するこの障害を持つ男を主人公に、時間を遡りながら出来事を描くという大胆な構成が話題を呼び、全米でインディペンデントでは異例のヒットを記録。監督は本作が第2作の新鋭、クリストファー・ノーラン。

はじめてのノーラン。
はじめお数十秒見てからずっと、画面に釘付けだった。一瞬でも目を離すことができなくて、集中し切った2時間。
それでもだんだん記憶が薄れていって、あれ、わたしの記憶って10分も持たないのかな?と不安になる。
複雑怪奇な構成と物語で、ノーランの世界にどっぷりと浸ることができた。

⑥レオン

家族を惨殺された12歳の少女マチルダは、隣の部屋に住む殺し屋レオンに助けを求める。戸惑いながらもマチルダに救いの手を差し出すレオン。そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。弟の仇を討ちたいというマチルダにしかたなく殺しのテクニックを教えるレオンと、読み書きもできないレオンに文字を教えるマチルダ。やがて二人の間には父娘とも恋人ともつかない愛情が芽生えていくが…。

やっと観れた!名作!
ストイックで不器用だけど優しいレオンのことをすきになるマチルダの気持ちがすごくわかる〜。レオンの素直さが愛おしい。
そして、マチルダの色気よ…!
二人が相棒のような、友だちのような、家族のような、恋人のような時間を重ねていくのが、とても良い。

⑦きっと、うまくいく

日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。

めちゃくちゃ良かった…!
インド映画って踊るだけでしょ?って思ってる方、そんなことないよ…!
(でも踊るシーンもちゃんとある◎)
教育問題とか貧困格差とか、いろんな社会問題が絡んでいて、その伏線を気持ちよく全部拾って消化してくれる。
勉強も仕事もそれぞれの事情があるけど、大切なものをちゃんと大切にしていきたい。
すきなことを仕事にするのもいいことだし、家庭を大切にしても、プライドを大切にしても。


そのほかの観た映画のリストはこちら
*あん
*スイス・アーミー・マン
*翔んで埼玉
*日日是好日
*散歩する侵略者
*時計仕掛けのオレンジ
*シャーロックホームズ
*シャーロックホームズ シャドウゲーム
*コンフィデンスマンJP
*劇場
*最高の人生の見つけ方
*アイアンマン3
*ダークナイト
*シン・ゴジラ
*ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

filmarksも更新しています。
https://filmarks.com/users/nnm

来年はどんな映画に出会えるかな、楽しみ!

週1noteに参加しています。




おいしいの追求と心地よい空間づくりのため、サポートを使わせていただきます。