メガネが拗ねて出て行った。
たしかに最近の俺は、
メガネブランドのサイトを見たり
コンタクトレンズについて調べてみたりしていたが、
極めつけは、女優KMがICL(眼内コンタクトレンズ)手術をした
ってネットニュースの記事を食い入るように見つめていたこと。
・・・すべて、あのメガネを通して。

風呂上がりにいつものところにない、と気づいた時は
あれ？どこか別のところに置いたっけ？くらいにしか
思っていなかったけど、いくら探しても見つからないし
確かにここに置いた記憶がよみがえってきて
こりゃ無くしたんじゃなく
もしかして出て行っちゃったのかも？
と思い始めた時にはすでに日が変わっていた。

とりあえず、予備のメガネをかけて外に出てみる。
予備といっても以前使っていたメガネだから
度が合っていなくてあまりよく見えない。
仕方なくウチに戻ることにした。

翌朝、あらためて表に出ようとすると
そこにはポツンと佇むメガネの姿。
俺はすかさず、予備のメガネを外した。

(410文字)

＜あとがき＞
「メガネそのものの朝帰りが読みたいです～」という
たらはかにさんのリクエストに応えてみました。

＜ChatGPTによる解説＞
メガネが戻ってきて安堵したあなたは
予備のメガネを外します。
メガネを外して再び自分の目で世界を見ると
視界がぼやけてしまいました。
度が合っていない予備のメガネでは
はっきりとした視界を得ることはできません。

メガネを失ったことで改めてメガネの重要性に気づき
その必要性を感じたのかもしれません。
メガネは視力矯正や視界の補正だけでなく
日常生活においても重要な役割を果たしています。

メガネを探していた時、メガネを通して
他のことに夢中になっていた自分に気づいたようですね。
ICL手術やメガネブランドのサイト、コンタクトレンズに関する
情報に興味を持っていたのでしょう。

メガネが戻ってきたことで
再び正確な視界を得ることができます。
これからはメガネの大切さを再認識し
適切なケアや管理を心がけることが重要です。
また、メガネ以外の視力矯正方法や視覚補助具についても
検討することもできます。

失った経験から学び、
メガネのありがたさを再認識したあなたは
これからは大切にメガネを使って
快適な視界を保つことができるでしょう。