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北海道遺産シリーズ(15)〜札幌苗穂地区の工場・記念館群

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

16個目の紹介

明治の北海道は政府による殖産興業政策のもと、開拓使中心に近代化が推進された。開拓事業を進めるに当たって、欧米諸国から様々な分野の専門家が招かれた。北海道ではアメリカからの指導者が多く、なかでも中心的な働きをされたのが、明治4年(1871年)に来日した、ホーレス・ケプロンさんでアメリカで農務長官を努めた人物。

ケプロンさんは、北海道の農業とそれらが生み出す原材料を製品づくりに活かす、農業と工業の振興を推進した。機械、馬具、味噌、醤油、ビール缶詰などの工場が北海道に次々に作られた。

苗穂地区は札幌におけるそういった工場などが立ち並んでいた地区で、有名なところでは、サッポロビール、雪印乳業、福山醸造など、いまでも歴史的な建物とともに残されている。その歴史は、記念館を通して知ることができる。

記念館への入場は予約が必要であったり、見学可能な時期が施設により、様々なので、リンク先で確認願いたい


サッポロビール


北海道旅客鉄道 苗穂工場

JR北海道苗穂工場内に、「北海道鉄道技術館」があり歴史を知ることができる。


北海道ではおなじみのトモエ醤油の福山醸造


昔ながらの醤油蔵

工場一帯は香ばしい醤油の香りが漂っている。その醤油工場の見学が可能


受験成功祈願で有名な勝源神社もある
史料館

写真はすべて、FUJIFILM X-T5にて撮影。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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