見出し画像

X-T5 で雪景色2(ASTIAとクラシッククローム)

前回の記事で、ノスタルジックネガとの比較を紹介した。今回は、好きなフイルムシミュレーションである「クラッシッククローム」との比較を紹介したいと思う。

クラシッククロームは、Xシリーズ初期の頃から搭載されているフイルムシミュレーションで、彩度抑え気味の寂しげな雪の表現ができるので、時々使用する。気持ちの良い表現のASTIAと寂しい表現を同時に記録できるのが、フイルムシミュレーションでブラケットの良い点。

作品は、前回のと同じものを使う。


ASTIA


クラシッククローム

ASTIAとくらべて、落ち着いた感じが表現できた。実際の見た目もこちらのほうが近いかもしれない。


ASTIA


クラシッククローム

ASTIAと比べると、青みも抑えられていて、厳しい冬らしい表現。ただ、見た目に近づきすぎていて、面白味に欠くかも?


ASTIA


クラシッククローム
寂しい!

クラシッククロームは、冬の寂しい表現ををそのまま伝えてくれる感じがする。一方でそのまま過ぎて、作品的に人に見せて「きれいでしょ?」という感じでもない。とはいえ、街なかのスナップと同様に、冬景色スナップには最適とおもった。

他社製のカメラに搭載されているイメージコントロール系の機能は、違いがはっきりと出ちゃって、飛び道具感があるし、スマホの画像編集アプリと同じような感じがある(すぐに飽きちゃう)。

富士フイルムのフイルムシミュレーションは、絶妙な表現や深みのある表現が可能なので、自分のセンスが少し良くなった気分になってしまう。それはそれで、ありで、そこが好きなポイントなのだが。

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?