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北海道遺産シリーズ(3)〜天塩川、留萌のニシン街道

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

 3,4/67 個目の紹介。

ますは天塩川。全長256km。北海道で一番長い川は石狩川で268Km。それに次ぐ長さの川。ちなみに、全国では石狩川が3番目。天塩川は4番目に長い。実際に見るとたしかに、大きな川。

幕末の探検家、松浦武四郎が世に知らしめた川ということだが、この大河を眺めているだけでは、幕末へタイムスリップなんていう感じでもない。カヌーも有名で、上流からカヌーでゆったり進んでいくなんて優雅な楽しみ方もあるらしい。

残念ながら訪れた際は、カヌーの姿もなく、ただただ大きな川が目の前に広がっているといった感じ。いつかカヌー大会のときにでも行ってみよう。

利尻富士背景に
大河

 つづいて、留萌のニシン街道。北海道の日本海側では、かつて(江戸時代の半ば以降)ニシン漁で大いに繁栄した街が少なくない。江差や小樽、増毛そしてこの留萌。ニシン漁の大親分は、それはそれは稼いでいたようで、各地に「鰊番屋」なる漁業に使われる作業小屋をつくっていたそう。

 現存する鰊番屋で、最大の番屋がこの「旧花田家番屋」(小平町)。国道添いの道の駅おびらのところにある。
実際に見てもとても大きくて立派な木造建築物で圧倒される。中は見学可能となっている(有料)。

この番屋は明治38年頃(1905年頃)に建てられたもの。ほかにも留萌市内には、旧佐賀家番屋や、苫前町に岡田家番屋など(2014年に解体)があり、残っているうちに、しっかりと写真に収めたいものだ。

立派!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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