さわらぎ寛子さんの6カ月の講座のなかで、
プロフィールを作った。

大阪まで通って、うんうん唸りながら、
自分のやってきたこと、やっていること、
どうしてもやってしまうこと、
こう在って欲しいと願うこと
ぜんぶ、ぜんぶを一つずつ捻り出していった。

何度も言われて、やっと分かる

最終に近い講座で、さわらぎさんは
何度もなんどもこのセリフを言っていた。

「何もないわけないから」
「今の仕事と関係ないくていいです」
「どんな小さいと思うものも出して」
「こんなのしょぼいとか考えなくていい」

ゆっくりと、でも会場の全員に届くトーンでくりかえしていた。

さわらぎさんの言葉を聞きながら
なんとかワークに取り組んでいると、
自分の中でふと、30年近く前の事が浮かんできた。
その後は、あれも・・・これも、書けるな。
と、ぱらぱらとと筆が進んだ。
一人でやっていたら、きっとここまで深くさかのぼれなかった。

更に、ワークの後のシェアタイムで、
業種の違う方と話をする。

すると、「似たようなことがあったなあ」と、
脳内のジオラマに小さな点が光るように内省が進む。

苦しかったはずのワークが終わることろには
ワクワクした気持ちになっている。

自己理解のワークなんて、何度もやったはずなのに、
なぜ、1人だと深く自分を知ることが出来ないんだろう。

オートマチックな無力感

その理由を考えたとき、、
「自分なんてこの程度」
「もっとすごい人がいる」
そんな言葉がすぐによぎるから、だろうと思った。

実際に今その瞬間、誰かに言われていないのに
オートマチックに無力感におそわれる。

「そうだ、自分の可能性をつぶすのは、
　どこかの誰かが言った言葉ではなく、
　自分自身から自然発生する言葉なんだな」と思った。

だから、自然発生する言葉に対して、
「それとこれとは、別だよね」
「もっとすごい人って？その人と自分は勝負したいの？」
と、一歩引いた視点で自分を観察する習慣が大事だ。

習慣を作る第一歩

最初は、うまくできなくても、分からなくていい。
不快なのか、気持ちいいのか、それは、身体が教えてくれる。
まずは、それらの違和感をキャッチすることから始めよう。

もし、キャッチ出来たらとても幸運だ。
すぐさま、メモに取ったり、誰かに話したりしよう。

もやもやする違和感を見つけても
解決しようとしなくていいです。
どうするかは、その違和感を観察した、あとなのです。

じゃないと、対処療法的に動き回ってしまい、
無駄に疲弊するだけだからです。

一生懸命は、かっこいい

誰かの相談にのったり、毎日の仕事をがんばったり、
家族のケアに一生懸命になることは、素晴らしい。

でも、自分の内面が喜ぶようなケアもぜひ取り組んで欲しい。

もし、ひとりじゃ上手くできないなら、
誰かと一緒にやってみてください。
それでもうまくいかなければ、私にご相談ください。

きっと、「わたしこんなこと、思ってたんだ」と、
言葉にならなかった言葉が飛び出してくるはずです。

よりよく生きることは、
自己理解、自己理解、そして自己一致することです。

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「私はどうだろう？」と思った方は…　
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