石塚伸宏

秋田で不動産鑑定業務を行う株式会社ShinwaACの代表取締役です。家業は看板屋の株式…

石塚伸宏

秋田で不動産鑑定業務を行う株式会社ShinwaACの代表取締役です。家業は看板屋の株式会社新和工芸です。3人の娘の父でもあります。 前のブログはこちらhttp://blog.livedoor.jp/nobhero624

マガジン

  • 【かぞくのかたち】

    結婚に至るまでと結婚に至ってからと娘が生まれてからの話。

  • 【タスキ】秋田の中小企業三代目、絶賛事業承継中!

    事業承継はタスキを繋ぐようなもの。昭和40年創業の家業に入ったアトツギの備忘録です。

  • 【徒然】

    日々の徒然、要は日記

  • 【厳選版タスキ】入社1年目の振り返り

    入社1年間、毎月振り返ったnoteを抜粋しています。

  • 【シゴト論】

    要は仕事の話

最近の記事

【Re:】鑑定士と秋田と年齢と

「で、お前はどうしたいの?」 私が新卒で入った会社はキャリアデザインセンターという人材会社です。入社直前にリーマンショックが起き、制作職で内定をもらっていた私も、営業職配属となったのがキャリアのスタートでした。 上司も先輩も同期もコミュニケーション能力・地頭・胆力どれをとっても優秀な方が多く、頭でっかちだった私の根拠のない自信は秒でぶっ壊されました笑(そして全然売れなかった笑) 新卒というのも最早15年前の話ですが、その時の経験や掛けて頂いた言葉も今なお大切にしています

    • 【Re:】ようやくnoteを書く2024年

      今年に入ってからようやくnoteを開きました。自分のためのnoteという向きが強いので振り返りも兼ねて書いていきます。 1月 年末年始は業界的に繁忙期ですが、私もご多聞に漏れず繁忙期でした。娘たちも幼稚園は冬休み。パワフルな4歳児、2歳児、そしてコントロール不可の0歳児を相手にしながら繫忙期は乗り切れないと妻子には実家に戻ってもらいました。 年末年始を独りで過ごすというのはある意味人生初めてかも知れないなぁと思いながら、正月休みもなく仕事ぶっ続けていたら、正月感が無さ過

      • 【Re:】remember2023

        今年も残すところわずか。妻子を南相馬の実家に送り届け、私は仙台経由で秋田に戻ります。 通常の地価公示、相続税路線価、精通者に加えて、競売案件、一般案件と立て込んだので年末年始も稼働予定です。頑張りどきです。 ただ、目の前の案件にコミットする前に、きちんと区切りを付けたいということで2023年を振り返ります。 ・新しい命の誕生 2023年8月に三女が誕生しました。新しい命の誕生というのは何度経験しても尊いことだと感じます。 ただ、現実として三女の誕生によって家族、仕事

        • 【Re:】岐路

          10月の振り返りを書くの忘れるほど追い込まれてました10月後半から11月前半戦。東京出張の合間に書いております。 さて、東京出張はなんで来たかというと会議がメイン。来年盛岡で開催される不動産鑑定シンポジウムの打ち合わせです。 鑑定士の中でも活躍されている方々や大手の方々になぜか私も混ざっての打ち合わせでした。(いや、委員だからなんだけど笑) ちなみに会議の前には東京の若手先生方とランチさせて頂きました。 それぞれ内容はともすれ、大切なのは「自分のいる地域外の人たちと話

        【Re:】鑑定士と秋田と年齢と

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        • 【かぞくのかたち】
          12本
        • 【タスキ】秋田の中小企業三代目、絶賛事業承継中!
          51本
        • 【徒然】
          37本
        • 【厳選版タスキ】入社1年目の振り返り
          12本
        • 【シゴト論】
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        • 【珠玉の一冊】
          2本

        記事

          【Re:】揺さぶられる

          少し過ぎちゃいましたが9月振り返りです。 揺さぶられる月 今月は何かと心揺さぶられる月でした。相変わらずバタバタしているのは変わらないのですが、案件と案件の間でふっと考える時間が出来たこともあるかも知れません。 個人的な感覚なのですが、士業で独立してから「専門家としての自分」と「経営者としての自分」が両方います。 案件が重なっている時などは目の前に集中しているので専門家としての自分が多くを占め、逆に少し時間に余裕がある時には少し遠い目線で先のことを考える経営者としての

          【Re:】揺さぶられる

          【かぞくのかたち】OH MY LITTLE GIRL

          2023年8月15日。秋田市でも35度を超える猛暑の中、第三子が誕生しました。うれしさを実感する間もなく、初の父・長女・次女の3人生活がスタート。妻の退院に第3子との対面、そして入院明けの日々。うっかりすると忘れちゃいそうな慌ただしい日々を残しておくために今月は書いております。 第3子妊娠期間 妊娠が分かったのが、2022年の12月。クリスマスのちょっと前で「こんなクリスマスプレゼントある?」と夫婦で笑いあったのも束の間、年末から家族全員でコロナに罹りました。しんどかった

          【かぞくのかたち】OH MY LITTLE GIRL

          【Re:】今やる、すぐやる

          期の始めとなった今月、案件が重なり設立以来最高の売上となった。更に、決算整理の業務もあり、プライベートでは妻が出産を控えており、公私共に目に見えて多忙となった。 忙しいことはありがたいことだ。今は、仕事を断るような段階ではない。いずれも正しいのだけれど、案件が増えると同時にミスが増えてきたり、本来時間を取って考えるべきことがおざなりになったり、いい忙しさではないなと思っていた。 割と怠惰な人間なので、「後回し」にしがちだ。時間さえあれば、こんなこともあんなことも出来る、そ

          【Re:】今やる、すぐやる

          【Re:】30代も残り2年ということで

          今日で38歳になりました。なぜかこの6月24日は色んなイベントが多くて各種お誘いも頂戴しておりましたが、今回は自分の中でも節目の1年であり、会社も期末で来期への構想に時間を取りたいということでお断りさせて頂きました。すみません。 さて、37歳の1年間を振り返ってみると、まあきつい時間が長かったように思います。特に前半の数ヶ月は殆ど記憶がありません。自宅も引っ越し、会社も移転、家業から離れて完全に新会社専念。 そこに至るまでに大きな出来事があり、体重は減るわ、食べても戻して

          【Re:】30代も残り2年ということで

          【Re:】語ると気付く

          さて、4月(いやもう5月ですが)。通常であればやや落ち着く時期ではあるのですが、結果としてまたバタバタしていました。なんかずっとこの調子な気がしています。 4月は東京出張に行ってきました。古巣に挨拶したり、新しい出会いやお誘いを頂戴したり、東京の前線で働く鑑定士の方にお会いしたり、新卒の同期に再会したり、かなり刺激的な時間になりました。 また、今月は秋田のアトツギ達とミートアップをしました。武藤工芸鋳物の武藤くんが先頭に立ち、素敵な集まりが実現しました。 この他にも写真

          【Re:】語ると気付く

          【Re:】その夢は、誰の夢なのか

          さて、3月振り返りです。昨年末から始まった繁忙期も一旦の区切り。(とは言え4月も何かと忙しいのですが。)今月は年度の変わり目にふさわしく、自身や会社の存在意義について問われた1ヶ月となりました。 ファクトリエ山田社長の話 とあるご縁で冒頭の著者であるファクトリエ山田社長のお話を聞く機会に恵まれました。ファクトリエはメイド・イン・ジャパンにこだわり抜いたファッションブランドです。 その軌跡について話され、ディスカッションも通じ、大変貴重な時間となりました。 「語れるもの

          【Re:】その夢は、誰の夢なのか

          【RE:】その1秒をけずりだせ

          読んだ時がない本のタイトルを出すのは無粋かなとも思ったのですが、素敵なコピー過ぎて引用させて頂きました。時間が空いたら読みたいと思います。 東洋大学の駅伝部のスローガンとのこと。スポーツの世界では1秒を争う熾烈な戦いも数多くある訳ですが、ビジネスの世界でも結局は限られた時間をどう使うかが重要だと思います。今月の振り返りは時間と習慣のお話。 ・約5年振りに自身の棚卸に時間を使う 何回か書いてますが、時間を取って今後の自分の方向性を決めようというのが今年のテーマの一つでした

          【RE:】その1秒をけずりだせ

          【Re:】自分棚卸期間

          2023年も1ヶ月が経つかと思うと早いものですね。繁忙期中に家族でコロナに罹る等、なかなかハードな始まりでしたが、今年必ずやると決めたことに自身の棚卸がありました。 思えば、自分の人生において、良くも悪くも家業が中心にありました。それが新会社に集中することになり、自分個人としても会社の方向性としてもどこに向かうか改めて問われることになったように思います。(設立1年の記事でちょっと触れていますが。) 実は約5年前に、自身のキャリアの棚卸を行っていました。その時は、鑑定士に登

          【Re:】自分棚卸期間

          【Re:】“破”の一年に

          一年の計は元旦にありとの言葉通り昨日凡その目標設定はしたのですが、口に出したことしか実現しないってことでnoteでも公言していきます。あとは自分へのプレッシャー(笑) 1、テーマ 【破】をテーマにしたいと思います。元々社会人になってから“守・破・離”の考え方を度々教えて頂きました。 この中で、ずっと意識していたのが“守”の部分で秋田に来てからは郷に入っては郷に従え的な発想をベースにしていました。それが秋田に来て現在4年目、夏には5年目に入ります。ここで変化を恐れる必要は

          【Re:】“破”の一年に

          【Re:】墨を飲んだような一年だった

          全く関係ないですが、村上春樹でベストを挙げるなら、「風の歌を聴け」か「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のどちらかで悩む派です。衝撃の大きさから言ったら、後者を推すかなぁ。 さて、2022年も残すところわずか。実はクリスマスイヴから家庭内で新型コロナウイルスが蔓延しまして、家族全員陽性となりました。幸い誰も重症化はしなかったものの、やっぱりきついですね。健康大事。 今年一年を一言でまとめるとしんどかったです。去年も似たようなこと書いてましたがダンチでした。よくあ

          【Re:】墨を飲んだような一年だった

          【徒然】会社を設立して一年が経ちました!

          noteを書くのもご無沙汰です。本日、新会社である株式会社ShinwaACを設立して一年が経ちました。 この一年は本当に色んなことがあって、まだうまく文書に書けない部分もあるのですが、今日の設立一年の想いは残しておきたい、そんな一心でnoteを開いています。 実はこの一年、目まぐるし過ぎて記憶が薄いところもあるので、振り返りながら進めてみます。 新会社設立の経緯 そもそもは親子喧嘩をきっかけに出島(アトツギによる新会社設立等)を検討、というあまり前向きでないところから

          【徒然】会社を設立して一年が経ちました!

          【月刊タスキ】稲とアガベとチャレンジと

          さて、5月。振り返り。 稲とアガベ視察 今月も今月とて色々ありましたが、GW期間中に稲とアガベにアトツギ仲間と訪れました。 私が岡住さんを知っていたのは一方的に下記の記事で、なんかすごい人が秋田にいるなぁと思ったのが第一印象でした。 岡住さんの話はメディアでも多く語られているので、この場では書きませんが、何と言っても“打ち手の数”と“ストーリー展開”が素晴らしいなと思いました。 とにかく、チャレンジする数が多いのが岡住さんで、併設されているレストランのコンセプトやラ

          【月刊タスキ】稲とアガベとチャレンジと