見出し画像

75マス目 4P島 Price-2

75マス目にようこそ。

もう後、25マスしかないのですね。

このマスも頑張って読んでくださいね。

このマスで説明するのは

値付け(価格決定)

の基本的な考え方です。

36マス目で顧客への提供価値を

お金(金額)で考えましたね。

この金額が値付けと関係するのです。

次に図を見てください。

値付け

36マス目で計算した金額が

図の顧客へ提供する価値になります。

ここでは仮に100万円代とします。

この顧客が得する金額のすべてを取ろうとすると

顧客にとっては変えても変えなくても

とんとんでうま味がないですね。

そのため顧客が得する分を差し引く必要があります。

今回は30万円としていますが、

お互いの置かれている力関係で50%になったり

画期的な商品であれば20%でもいいかもしれませんね。

この顧客が得する分を差し引いたのが

自社にくる金額なのです。

ここでは70万円ですよね。

次に顧客に価値提供するために購入してもらわないと

いけない商品数を考えましょう。

今回は5個にしました。

そうすると自社に入る金額(70万円)を

必要な商品数(5個)で割ると価格が出てきます。

14万円ですよね。

このように考えるのが値付けの基本です。

ここの計算をするために

絶対に提供価値を金額で考えておかないと

いけませんね。

また自己都合のプロダクトアウトの発想で

自社が作れるコスト+利益での

値付けではないですよね。

このように考えていけば

実際に販売するときに営業さんが

顧客へ説明しやすいですよね。

また企画段階でも数字で議論すれば

顧客からこれだけのメリットだったら

魅力ないですねとかコメントをもらえますよね。


今回は値付けの基本的な考え方を説明しました。

今回もお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?