見出し画像

2人で遊んでも面白いと思うボードゲームについて考える

前回「2人で遊ぶボードゲームについて考える」の続編です。今回は「2人以上でも遊べるけど、2人で遊んでも面白いぜ!」と私が思うタイトルを独断で列挙します。
忙しさにかまけていたらかなり時間がかかってしまいました。

リバーボート

画像1

画像2


キースリング作。農民が土地を開墾し作物を育て、出荷して偉くなっていこうぜ!というゲーム。みんなで同じ作業を3ラウンド繰り返すのだけど、どのフェイズてスタートプレーヤーになるか?を取り合うのが特徴です。自分の欲しいタイルを早く取りたいのでスタートプレーヤーがかなり有利なのですが、銀貨を払えば自由に選んでリカバリーする事もできます。
このゲームは人数が増えるほどスタートプレーヤーが回ってくる機会が少なくなり残り物から選ぶカツカツな展開になりやすいのですが、2人だとそれが軽減されて自由度が増します。

ヌースフィヨルド

画像3

画像4


ウヴェローゼンベルグ作。北欧の小さな漁業会社を営み、森を開拓しつつ点数を稼ぐゲーム。もともと建物や長老の効果を使った資源こねくり回しによるソロゲー感は強め。人数が増えることによるインタラクションとしてはタイルの早取りとワーカープレイスメント要素かあります。しかし、もともと使えるワーカーの数が少ないことと、同じ作者のアグリコラ等よろしく人数が変わると使用するボードも変わるため2人で遊んでもこのゲーム特有の苦しさはあまり変わらないのが良いですね。

カルカソンヌ

画像5

画像6


ドイツゲーム大賞受賞作です。地形がつながるようにタイルを置いて、ミープルを配置する。そして地形が完成したら点が入るというゲームです。本来は2〜5人で遊べるゲームで、ファミリーでワイワイ遊んでもらう事を想定して作られていた様ですが、2人で遊ぶとグッと戦略性が高くなります。3人以上で遊んだときに比べて「ゆらぎ」が減るのが大きな理由です。タイルを引くのも自分か相手かの2択。このゲームの特徴である乗っ取りや相乗りも第3者が入ってくる事はありません。個人的にはかなりオススメです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回書くにあたって「ソロゲー要素が強いので、2人で遊んでも4人で遊んでも変わんない」というゲームはあえて避けようとしてみました。が、改めて考えてみると、なかなかこれが難しいという体たらくでした。そんな中でも実際に遊んで面白いと感じたゲームなので、参考になれば幸いです。

ちなみに上記のゲームを列挙した後でBGG(ボードゲームギーク)を調べてみたら、2人ベストのゲームはカルカソンヌだけでした。手厳しい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?