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人事評価の制度と運用

勤務先は保守的な内資企業であるが、徐々に会社の人事制度がアメリカナイズされつつある。今日もそんな制度変更が発表された。変更自体は小さなものだけど、ゆくゆくは能力に応じて大きく幅を持たせた報酬制度の布石になりそう。

多分世間的には良いことなんだと思う。年功とか完全に無くなりそうだし、50歳以後も目標を見失わずに働けそう。
でも、制度より運用なんだよなあ。数字で結果が出ない部門の方がずっと多い。上司に気に入られたら高収入、みたいなことがあってはいけないし、将来のポテンシャルに期待して高評価、とかをしてもいけない。関係者複数人での評価であっても、仕事の質と関係なくいつもお菓子を配ってくれる人が高評価とかになりそうだし、点数をつける人が辛口だと「普通」の基準がぶれそう。本当に難しいよね、人事評価。