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移ろいゆくものと揺るぎないもの

ムーンライトながらの終着駅の大垣に下車後、恒例の大垣ダッシュ(次の列車の座席争奪戦)に参戦なんてさらさらなく、ゆっくりと歩いて次のホームまで行ったら運良く空いていたので、次の列車を待つことなく乗車。

次の乗り換え駅の米原でもあっさり席を確保できたので、そこから長旅2時間39分、姫路へ。向かい合わせの席の前にはすでにカップルが座っており発車前からイチャイチャくっつき放題。しまいには抱き合いながら眠りについていた。そういうのに何か縁でもあるのかしら。腰やら遠い方の太ももをさわさわしながら寝てたよ。

流石にずっと起きっぱなしのためほんのちょっと眠りに付けたのに、手に持っていたiPhoneを床に落としてしまい目が覚めた。

その後寝ようとするものの、何故かバラードがかかると耳がそちらへ向いてしまい、特にLIVE STYLE2006のFour Seasonsが流れた時に、涙が流れそうになった。四季が移ろい行くように人の気持ちも儚く留まることなく流れていく時間が、目の前で流れて消えていく景色と重なっていた。

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車中、ずっと音楽を聴いている。
インタビューの音声が終わったあとは、ライブ音源がずっと続いる。久しぶりに昔のライブ音源を聴いたら、MCというか掛け声というのか声がやんちゃ。ややギャルっぽい声もしてる。それが2008年のBEST FICTIONツアーになるともう喋らないし、最後声を枯らすぐらいにヘトヘトになってバンドメンバーを紹介。

安室さんを好きになった当初、2008年のBEST FICTIONツアーの映像が好きすぎて、毎日のように見ていた。1年近くBEST FICTIONのライブ音源しか聞いてなかった。ライブ音源に慣れてしまうと脳内でライブ映像も流れるから迫力満点すぎて、それと比べるとCDの声がおとなし過ぎて聴いていなかった。

でも、2011年に発売されたLove Storyをきっかけに安室さんの声にハマっていき、今でもはCD音源からアカペラを勝手に作ってしまうほどに声が好き。

好きなポイントが時ともに移り変わっていったこの数年。この先、新しい何かを発見することができるのか。もうここで終わってしまうのだろうか。

今安室さんの1番好きなところは声。
その気持ちは揺るぎなく、新しい発見や好きを長く長く継続させていくために、どうかハイレゾ音源で残していってくれないだろうか。

相生 → 岡山の道中にて

#写真 #空 #雲 #安室奈美恵 #旅行 #エッセイ #平成最後の夏

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。